デメリットは、お手入れ方法と重量?
メリットばかりに思える、お米でできたおもちゃですが、実際に使っている人の体験談によると、いくつかデメリットにあたる特徴もあるようです。主なものとしてお手入れ方法に関するものと、重量に関するものが挙げられます。
お手入れは水拭きが基本、水洗い不可が残念
子どもが口に入れるものだけに、日頃のお手入れ方法も気になりますよね。お米でできたおもちゃのシリーズには、本体を水洗いできるものもあります。しかし、基本的なお手入れ方法は、かたくしぼったぬれタオルでの水拭きです。なめたりかんだりする用のおもちゃでも、水洗いでなく水拭きが推奨されています。たしかに、水でぬらしたあとに乾燥が不十分だとカビや不具合が生じる原因になり、かえって不衛生になることも考えられるかもしれません。ただ、レンジ消毒や薬液での消毒だけでなく水洗いもできない製品もあるため、こまめに拭いてきれいにしてあげる必要がありそうです。
使用は自分で支えきれるようになってからに
メーカーの説明では、0カ月の赤ちゃんから幼児期まで、長く使えることがお米でできたおもちゃの特徴とされています。しかし、3、4カ月くらいの赤ちゃんではまだ自分で支えきれず、おもちゃを顔や体に落としてしまう場合があるようです。おもちゃ本体の重量が100gを超えるものがほとんどで、大きめの作りになっているので、当たりどころによってはケガにつながるおそれも考えられます。おもちゃの対象年齢は0カ月以上となっていますが、子ども自身で手に持って使うのはもう少し後になってからの方が安心かもしれません。
おわりに
お米でできたおもちゃは、お米を使ったプラスチックという新しい素材を使った、子どもにも環境にも優しいおもちゃです。ほんのりと香ってくるお米の匂いをかぎながら、のびのび楽しく遊んでくれたらうれしいですね。
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メンタルコーチとwebライターの兼業をしている40代ワーママです。夫と息子との3人家族。東京生まれ東京育ちの大阪府民です。電車と食べることとヘンテコな踊りと絵本が大好きな、まもなく5歳の息子のお蔭で親として日々成長中です。息子が寝る前に習慣としてつづけてきた絵本の読み聞かせが、もうすぐ通算650冊になります。
Mme_barbon(マダムバルボン)は息子が好きだった絵本『ワニのバルボン』シリーズが由来です。
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