心の発達には、体の成長も関係しています
お母さんなど、他者との関わり方に大きな変化がある9カ月革命。それは、体の成長も無関係ではありません。コミュニケーションの幅がぐっと広くなる9カ月革命の時期には、心と体、どちらの成長も促してあげたいですね。
ハイハイなどで行動範囲が広がる
ねんねの時期が過ぎ、寝返りが打てるようになると赤ちゃんの見る世界が広がります。
さらに、ずりばいやお座り、ハイハイをし始めると、新しい世界がどんどんと広がっていきます。見たことのないものの名前をお母さんたちに教わると、さらにそれらに関心をもちます。ほしいおもちゃなどがあると、目線でそれを伝えようとすることも。
つまり、9カ月革命には、大人からの言葉のシャワーと共に赤ちゃんが表現をするための体の成長も欠かせないということなのです。
おもちゃのやりとりなどで遊べるように
ねんねや抱っこだけだったころに比べて、お座りができるようになるとおもちゃでの遊び方も幅が広がります。
また、お母さんやお父さんが見ている物に関心をもつようになるので、「どうぞ」や「ちょうだい」をしておもちゃなどのやりとりができるようになります。
ボールをころころ転がすような体を使う遊びや、お気に入りのおもちゃをお部屋のさまざまな場所に置いて宝探しのような遊びもできます。簡単な言葉を理解できるようになり、また、お母さんやお父さんが何を求めているのかを考えられるようになった赤ちゃんと、おしゃべりしながらたっぷり遊んであげましょう。
おわりに
「私とお母さん」や「私とくまさん」だったのが、「私とお母さんが、くまさんを見ている」に発展する9カ月革命。赤ちゃんとのいろいろなやり取りができるようになり、お母さんやお父さんにとってうれしい変化です。赤ちゃんにたくさん言葉をかけて、いろいろな世界を見せてあげたいですね。
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元IT系企業勤務。現在はフリーランスのデザイナーである夫の会社でWebサイトの構築、運営やライティングをしています。ゆる受験で私立中高一貫校に通う長女、ガチお受験で私立小学校に通う次女、そして幼稚園に入園する三女の三姉妹のお母さんもしています。
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