手荒れはママに起こりやすい肌トラブルです。炊事や洗濯に加え、子どもがいると手洗いをする機会も多いものなのですよね。こまめにケアをしていても気づくと手はカサカサ。ひどくなると、かゆみやひび割れを起こしてしまうこともあります。一度なってしまうとなかなか回復しにくい手荒れ。毎日の子育てや家事のなかでもスベスベの手を保てるよう、しっかり対策していきましょう。
避けがたい水仕事、手荒れを防ぐには?
特に子どもが小さいうちは、洗い物も増えがち。きれいにしたと思ったらすぐ汚れてしまうということもしょっちゅうです。手荒れする大きな原因とはいえ、やめる訳にはいかないのが水仕事。ママの手荒れ対策としてとり入れたい、水仕事でのダメージ防止策をご紹介します。
ぬるま湯洗いで手肌の潤いをキープ
寒い季節にはお湯を使いたくなりますが、お湯は皮脂を多く奪ってしまいます。手荒れを防ぐには、体温よりも少し低い35度前後のぬるま湯を使うのがおすすめです。手肌から皮脂が失われると、肌の潤いが保たれず乾燥しやすくなります。それによって肌のバリアー機能が低下するために、手荒れがしやすくなってしまうのです。洗い物をするときには、水もしくは低めの温度のぬるま湯を使うようにすることをおすすめします。また、水仕事や手洗いなどで水を使ったあとは、こまめにハンドクリームなどを塗り保湿を心がけましょう。
素手で水に触れず、ビニール手袋で保護を
手の潤いを守るためには、水仕事のときに手袋を着用し、水や洗剤などの刺激から手を保護することも大切です。便利なのは、100円ショップなどで売られている使い捨てのビニール手袋。ペラペラで薄く感じるかもしれませんが、1枚着けているだけでも手への負担が随分変わるのですよね。炊事や掃除用にゴム製のキッチングローブも市販されていますが、人によってはゴムが肌への刺激になってしまうことがあります。肌が敏感になっているときには、綿などの天然素材でできた薄手の手袋をしたうえに、ゴム手袋やビニール手袋を重ねづけする方法がおすすめです。さらに手にクリームを塗ってビニール袋をすれば保湿効果がでて一石二鳥となりますよ。
合わせて読みたい
ハンドソープや洗剤から手肌を守るには?
外から帰ったら、子どもと一緒に手洗い。それに加え、おむつ替えや食事の支度に片づけ、洗濯。ママの1日には「洗う」がつきもの。その分、水とともにハンドソープや洗剤に触れる回数も増えがちです。これらの刺激から手肌を守るには、どのように対策をしていけばよいのでしょうか。
清潔は大切…でも洗いすぎには注意!
感染症の予防にも効果的だとして推奨されている手洗い。ハンドソープやせっけんを使って、手指をしっかりと洗浄することはとても大切です。しかし、ママのように手洗いの回数が多くなると、しかも洗うたびにせっけんを使っていると、汚れとともに皮脂まで落ちてしまい、手荒れしやすくなってしまいます。洗濯や炊事で使う洗剤でも同様です。手荒れ防止には手洗いの回数を減らしたいところですが、それが難しい場合にはせっけんや洗剤を使う回数を減らし、水だけで洗うようするのがおすすめです。
せっけんや洗剤、使用量を見直してみる
人によっては、また肌の状態によっては、使っているせっけんや洗剤が手荒れの原因になることもあるようです。こまめにケアをしていてもすぐに手がカサカサしてしまう、手荒れがなかなか治らない、というようなときには、現在使っているせっけんや洗剤を変えてみるのもおすすめです。洗剤の濃度にも気をつけましょう。特に気をつけたいのは食器洗いです。洗剤の容器に記載されている使用量の目安を確認し、適量を使うようにしましょう。手荒れを防ぐためにも、洗いおけにためた水に適量の洗剤を溶かし、そのなかで洗うようにする方法がおすすめです。
合わせて読みたい
メンタルコーチとwebライターの兼業をしている40代ワーママです。夫と息子との3人家族。東京生まれ東京育ちの大阪府民です。電車と食べることとヘンテコな踊りと絵本が大好きな、まもなく5歳の息子のお蔭で親として日々成長中です。息子が寝る前に習慣としてつづけてきた絵本の読み聞かせが、もうすぐ通算650冊になります。
Mme_barbon(マダムバルボン)は息子が好きだった絵本『ワニのバルボン』シリーズが由来です。
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。