双子妊娠で気を付けなくてはいけない4つの病気・トラブル

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双子妊娠で気を付けなくてはいけない4つの病気・トラブル

双子の赤ちゃんはかわいさが2倍で憧れる方も多いようです。しかし、実際に双子の妊娠を告げられると、無事に育ってくれるのか、元気に生まれてきてくれるのか、また経済面は大丈夫かなど不安な材料が多いのも否定できません。

今回は、双子を妊娠していることがわかったとき、特に気を付けたい4つの病気についてご説明します。そのお上で、双子出産に備えて、知っておかなくてはいけない知識や気を付けておきたいことをご紹介します。

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双胎間輸血症候群(そうたいかんゆけつしょうこうぐん)

生卵

これは一卵性双生児の場合に起こるトラブルです。ひとつの胎盤で双子が成長していく際、胎盤からの酸素や栄養をうまく分け合うことが出来ず、どちらか一方に偏るという症状が現れます。栄養を多くもらった方の赤ちゃんはおしっこの量が増え、羊水過多症や心不全、幼児水腫、低血圧になる可能性が高くなります。

また、栄養が少なくなった方の赤ちゃんは、羊水過小症や子宮内発育遅延、高血圧になる可能性が高くなります。どちらかといえば、栄養を多くもらった赤ちゃんのほうが危険ですが、どちらもが子宮内で死亡してしまうケースもあるようです。

バニシングツイン

双子のうち、どちらか一方が早期の段階でしてしまうことをいいます。もう片方の赤ちゃんに影響はなく、無事に成長していくため単胎の赤ちゃんと変わりなく妊娠・出産をすることになります。なかには、バニシングツインが起こっていたことがわからないまま単胎の場合と同じように出産する方もいるようです。

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切迫、早産

入院する女性

妊娠初期に起こりやすい切迫早産は、双子の場合はよりそのリスクが高まります。出来る限り安静に過ごすことを心がけましょう。本来は1人しか入ることができない子宮に2人が入っているため、子宮が伸びることによって起こりやすくなる症状で、妊娠後期でも起こることがあります。そのため、出産前には管理入院をする妊婦さんも多く、出産まで絶対安静を強いられる場合もあります。

また、36週までの出産を早産と呼び、赤ちゃんがNICUに入ることが多くあることも知っておきましょう。

妊娠高血圧症候群

血圧計

単胎妊娠でも起こるリスクが高いといわれている妊娠高血圧症候群ですが、双子を妊娠している場合に起こる確率はその6倍だと言われています。高血圧や蛋白尿、むくみが妊娠中に現れたら、妊娠高血圧症候群の可能性があります。胎盤への血流が悪くなるため、胎児への栄養や酸素が不十分になり発育に影響が出てくることが考えられます。カロリーや塩分の高い食事の摂りすぎは控え、体重管理をしっかりとすることでそのリスクを遠ざけることができます。

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その他双子妊婦さんが気を付けておきたいこと

ナース

上記4つ以外にも、気を付けておきたいポイントをみていきましょう。

「貧血」も妊婦さんはとくに注意しておきたい症状です。双子を妊娠した場合、母体の血液の量が単胎妊娠時よりも多く必要になります。そのため、血液が薄まり貧血になります。双子を妊娠している場合は、より貧血の症状を実感することが多くなります。鉄分を多く含む食事やサプリメントで対応しましょう。

つわり

「つわり」も単胎妊娠時よりも酷く、長引く傾向にあるようです。ホルモンバランスからくるものですが、精神状態やストレスによっても酷くなったり長引いたりします。双子妊娠で不安な気持ちがある人も、家族や友人に相談するなど、周りの人の手を借りながら、ストレスを軽減できるように努めましょう。

病院選び

ハイリスクである双子の妊娠・出産は産婦人科選びにもより注意を払う必要があります。多くの方が双子妊娠だと分かるのが数回の検診を経てからのため、個人の産院や小さい規模の産婦人科に通院していた場合は双子だと分かった後に、ほかの病院への転院を強くすすめられることが多いようです。その際は、トラブルが起こった場合に母子ともに対応してもらえるよう、NICUやその他設備が整った総合病院を選ぶようにしましょう。

費用

双子の場合は出産後の費用を心配する声がよく上がっているようですが、実は、出産までにかかる費用も単胎の場合に比べて多くなります。妊婦検診の回数も多く、管理入院を強いられる場合もあります。双子妊娠が発覚した際は、気をつけておきたい症状のほかにも、金銭面もある程度把握しておくと安心です。

おわりに

双子の妊娠・出産は、想像以上にリスクをともない、妊婦生活においても気をつけておきたい事柄が多くあります。2つの命を同時に守っている母体は、かかる負担が単胎よりもはるかに大きいため、無理をせず、ストレスを溜め過ぎず過ごすことが何より大切です。働くママの場合、双子妊娠の産休期間は通常に比べ長く取れるようになっています。双子妊娠の発覚と同時に事務的な手続きがスムーズに行えるように準備しておくと良いでしょう。

また、いつ入院しても良いように、入院準備セットを整えておき、家族に伝えておくことも忘れないようにしましょう。ほかにも、母子手帳は赤ちゃんひとりに対して1冊の配布となるため、双子の場合は2冊分持ち歩くようにしてください。気を付けるべき症状や、細かな注意点が多い双子の妊娠ですが、無事に出産できたときの喜び、育児中は2倍の幸せを感じられることを想像しながら、双子の出産に備えましょう。

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https://tamagoo.jp/pregnant/latter-term-miscarriage-cause-symptom/

33歳。B型。既婚。
妻の妊娠を通して、赤ちゃんができる喜びを経験する。妊娠中の過ごし方や注意点など身を持って体験中。妊活については全般の記事の執筆を担当。
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