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卵巣に子宮内膜症が!チョコレート嚢胞の症状・診断基準・原因・治療・予防について

女性下腹部

チョコレート嚢胞…名前こそスイートですがチョコとは無関係、子宮内膜症の一種で、別名「子宮内膜症性嚢胞(しきゅうないまくしょうせいらんそうのうほう)」とも呼ばれます。卵巣内に子宮内膜と同じ組織が形成され、の影響で月経の度に出血を繰り返すことによって嚢胞内にチョコレートのような茶褐色の血液がたまり卵巣が肥大化します。症状や診断基準、原因・治療・予防について解説します。

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チョコレート嚢胞の症状や診断基準とは?

チョコレート嚢胞はエストロゲンと密接な関係にあり月経のある女性なら誰でもかかる可能性があります。初期症状、また症状が進んだ時の体の状態や気づきのポイント、医療機関での検査方法や診断基準について見ていきましょう。

チョコレート嚢胞の初期症状とは

チョコレート嚢胞は30代女性の5人に1人は持っている、という比較的発症頻度の高い疾患ですが初期段階での自覚症状はほとんどありません。ほとんど進行しない、または進行がゆっくりで痛みがなければそのまま気づかないケースも多くみられます。認知度はそれほど高くない疾患ですが、月経があるうちは、いつかかっても不思議でないということは覚えておきましょう。

チョコレート嚢胞が進行するとどうなる?

チョコレート嚢胞が進行すると、腰痛、月経痛、排卵、性交痛、排便痛、下腹部の張りなどの諸症状が現れます。日常的に鎮痛剤が手放せないほどの強い痛みを感じる人もいます。さらに卵巣肥大が進むと、卵巣を支えている「骨盤漏斗靱帯」「卵巣固有靱帯」がねじれ、卵巣茎捻転や卵巣破裂などが起こる場合もあります。ここまで来ると激しい痛みを伴いショック症状を起こすこともあり緊急手術が必要となります。また、卵巣癌へ移行することもあります。

チョコレート嚢胞の検査や診断基準とは?

チョコレート嚢胞かどうかを調べるにはいくつか検査を行います。具体的には直腸診、内診、経膣超音波検査、MRI検査、腫瘍マーカーなどです。しかし検査で疑わしい結果が出たとしても「チョコレート嚢胞の可能性がある」ということまでしか判りません。現代医療では、確定診断を下すためには手術にて医師が肉眼で確認する以外方法はないというのが現状です。

妊娠の影響は?

チョコレート嚢胞発症しても自然妊娠をされる方はいますが、通常の妊娠率よりは低い数字になります。またチョコレート嚢胞をそのままにした状態で自然妊娠を望んでも嚢胞の大きさが増して破裂してしまう可能性もあります。また手術をしても再発する可能性は30%ほどあるといわれています。妊娠を希望する方は早めに婦人科で検査、治療を受け、さらに再発防止もしっかりやる必要があるでしょう。

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チョコレート嚢胞発症の原因とは?

なぜ卵巣に子宮内膜症が出来てチョコレート嚢胞となってしまうのか、医学的根拠のある原因はまだ特定されていません。ここでは原因ではないかと考えられる事柄や、女性ホルモンのひとつ「エストロゲン」の影響について見ていきましょう。

チョコレート嚢胞になるいくつかの原因とは?

そもそも、子宮内膜の組織がなぜ卵巣にできてしまい肥大化するのか?という疑問が湧きますね。有力な説としては「月経の経血に含まれる子宮内膜組織が卵管を通って逆流した」「腹膜内の組織が変容した」「何らかのアレルギーの関与」「体質」などがありますが、いずれも医学的には証明されていません。子宮内膜の組織は主に骨盤内にできますが、まれに膀胱、腸管内、肺、皮膚などにできることもあります。

女性ホルモン「エストロゲン」の影響は無視できない

毎月の排卵に伴ってエストロゲンが放出され子宮内膜は赤ちゃんにとって心地よいベッドとなるべく厚みを増します。これが卵巣内で形成されてしまった子宮内膜組織でも起こるので、月経が起こるたびにチョコレート嚢胞は大きくなると考えられます。チョコレート嚢胞の発症が妊娠適齢期の20代~30代に多いのはエストロゲンの分泌が活発であるからとされています。

チョコレート嚢胞になりやすい人の特徴

どのような病でも言われることですが、ストレスフルな生活を送っているとホルモンバランスが崩れやすく、あらゆる疾病につながっていきます。チョコレート嚢胞でもストレス、不規則な生活、睡眠不足、運動不足、食事の栄養バランスの偏り、喫煙、飲酒などが原因となり発症すると考えられています。特に食習慣は大切で、ホルモンバランスに大きく影響します。

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8歳の甘えん坊娘と2歳イヤイヤ息子のママです。読書と野外フェスとクライミングが好きです。

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