はしかと風疹の違いは?風疹の症状・原因・治療・予防の方法

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はしかと風疹の違いは?風疹の症状・原因・治療・予防の方法

はしか」も「風疹」もよく聞く言葉です。はしかが「麻疹」と書くことから、「この2つは同じもの」「この2つは親戚のような関係だ」と考えている人もいるのではないでしょうか。

しかしはしかとと風疹はまったく違うものです。近年では大人の風疹も流行していることから、この2つの違いをしっかりと理解しておきたいですね。

今回はこの2つの違いを見るとともに、風疹の症状や原因、治療方法や予防方法についてまとめてみました。

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風疹とはしかの違いはどこにある?~感染経路の違い

感染

風疹とはしかの違いを知るためには、まずはそれぞれの違いについて知らなければなりません。

はしかは、「麻しかウイルス」によって引き起こされます。これは非常に強い感染力を持っており、飛沫感染や接触感染だけでなく、空気感染によっても感染します。

一方、風疹は「風しんウイルス」によって引き起こされるものです。はしかとは、そもそものウイルス自体が違うのです。

また、風疹はせきやくしゃみの飛沫によって感染することが多いのですが、接触感染によっても感染します。

感染経路におけるはしかと風疹のもっとも大きな違いは、風疹の場合は空気感染はしない、ということです。そのため、感染者との接触に気を付けていれば防ぎやすいと言えます。

また、はしかは、耐性のない人にうつるとほぼ100パーセント発症します。しかし昔に1度、はしかにかかっていた人の場合は、それ以降はかかることはありません。

対して風疹の場合は、「うつった人の100パーセントが発症する」ということはありません。発症確率は3割以下と考えられており、感染力ははしかの方が強いと言えるでしょう。

ちなみに、「一度かかった人が再度かかる可能性は極めて低い」というのは、2つに共通した特徴です。

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それぞれの症状について説明していきましょう!

症状

・はしか

はしかは、風邪のひきはじめのような症状が出た後に、高熱が出ます。39度を超える熱がでることも珍しくなく、予後もそれほどよくありません。肺炎や脳炎などの合併症を起こしやすく、1000人に1人が命を落とすと言われています。また、目の充血なども伴います。

・風疹

風疹の場合は、これほど急激で重い症状は出ません。高い熱はでますが38度程度にとどまります。発疹をともなうこともありますが、これもしばらくすると落ち着きます。

脳炎が起きる可能性はゼロではありませんが、その確率は2000分の1~5000分の1と非常に少ないと言えます。(麻疹の場合は、罹患者の30パーセント程度に脳炎が見られます)

ちなみに風疹は、大人になってからかかると長引くと考えられています。この場合は節々の痛みを覚えることもあると言われています。

・はしかと風疹

「妊娠している人がかかった場合、子どもに悪影響が及ぶ可能性がある」ということでは、はしかも風疹も共通しています。

はしかは流産早産、障がいに繋がることがありますし、風疹の場合も心身の発達の遅れや心疾患を伴うことがあります。このため、どちらも妊婦さんは気を付けなければいけない病気だと言えるでしょう。

両方にワクチンが存在する

予防接種

はしかにも風疹にもワクチンが存在します。これがもっとも有効な対策でしょう。はしかの場合は1回目のワクチン接種で95パーセント以上の人が免疫を得ることができます。

風疹の場合ははしかに比べてはるかに軽い病気ではありますが、上記でもあげたように、風疹は妊婦さんに悪影響を与えたり、大人の病気を長引かせたりするものです。

妊婦さんならば予防的な意味で打っておくべきですし、社会人ならば仕事の長期休養(1週間程度も休み続けなければならないことがあります)を避けるために打っておいた方がよいでしょう。

ちなみに、風疹の場合もはしかと同様、1回の接種で95~99パーセントまでの人が免疫を得られると考えられています。

また、風疹もはしかと同様2回の接種が行われるため、「ワクチンを打っておけば、まったくと言っていいほど風疹にかかる確率はない」と言えるでしょう。

もちろん、2回の接種でも理論上は「100パーセント」とは言えませんが、仮に「2回のワクチン接種を行ってもなお感染した」というケースがあれば、それはとても珍しいことだと言えます。

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注意しておきたいこと

ワクチン

「はしかも風疹も昔一度やっているから大丈夫」と思っている人も、妊娠を計画しているのであれば、もう一度ワクチンを接種しておきましょう。

「はしかをやっていたと思っていたら、それは風疹だった」「風疹に昔かかったと思っていたが、記憶違いだった」ということはよくあることです。

また「風疹を昔やった、という人を対象として血液検査をしたところ、その半数近くには抗体が見られなかった」といった研究結果もあります。

はしかと風疹を混同しているとトラブルが起こることもありえます。最初に述べたようにはしかと風疹の違いを知っておくことが大切です。

おわりに

風疹は、たしかにはしかに比べるとまだ怖くはない病気かもしれません。ただかかってしまうとやはりつらいですし、妊娠中の人は胎児を危険にさらすことになります。ワクチンはしっかり打っておきたいものです。

しかし、「もうすでに風疹にかかっていた」という記憶を持っている人の半数が記憶違いだ、というデータは驚きですね!

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