胎盤ってどんな役割をしているの? よい胎盤を作るには?

胎盤の役割
胎盤は、もともと人間の体にあるものではなく、妊娠すると作られるものです。胎盤が赤ちゃんの成長に大切なものであることは知っているけれど、どんな役割をしているのかは知らない人も多いのではないでしょうか。今回は、知っているようで知らない胎盤の役割とよい胎盤を作るために知っておきたいことについてお話しします。

胎盤の大切な三つの役割

胎盤の仕組み
胎盤は、赤ちゃんにとってなくてはならないものです。赤ちゃんを大きく育てるだけでなく、赤ちゃんの命を保つためにも重要な役割を担っています。胎盤には大きく分けて三つの役割があるのです。胎盤の役割を知り、よい胎盤を作る気持ちを高めていきましょう。

赤ちゃんに酸素と栄養を送っている

赤ちゃんは、お母さんのおなかから生まれるまで、口からミルクを飲んだり、肺を使って呼吸をしたりすることができません。必要なものは、すべてお母さんからもらいます。必要なものの受け渡しを行っているところが胎盤です。胎盤は、子宮の内側に作られる円盤状のもので、胎盤と赤ちゃんは、へその緒でつながっています。胎盤はへその緒を介して、赤ちゃんに酸素と栄養を送るのです。

赤ちゃんに必要なものを渡していらいないものは出す

胎盤は、酸素と栄養を通すだけでなく、生まれてから必要なものを渡す役割もあるのです。赤ちゃんは、胎盤を通してお母さんから免疫や抗体をもらいます。免疫や抗体は、赤ちゃんがおなかから出て数カ月の間、赤ちゃんを病気から守るのです。そして、胎盤は赤ちゃんにとっていらないものを回収し、排出する役割もしています。赤ちゃんの内臓は、おなかの中で毎日少しずつ作られていくものです。内臓が完成して働けるようになるまでは、胎盤がその役割を担っています。

赤ちゃんが育ちやすいおなかの中を作る

胎盤は、子宮の内側にでき「赤ちゃんの最初のベッド」です。大きくて赤ちゃんをしっかりと受け止める胎盤の上で、赤ちゃんはすくすく大きくなります。胎盤は、赤ちゃんを受け止めながら、さまざまなホルモンを出して妊娠が継続できるように頑張っているのです。妊娠が継続できるホルモンを出すことで、赤ちゃんだけでなくお母さんの体も助けています。

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胎盤はいつ生まれる?寿命は?

座る妊婦
胎盤が、赤ちゃんを守り育てるために大切なものであることはわかるのですが、どのタイミングで胎盤は生まれるのでしょうか。そして、胎盤はおなかにある限り、いつまでも働き続けることができるのでしょうか? ここからは、胎盤の誕生から寿命までをお話しします。

胎盤は赤ちゃんの卵から生まれる

胎盤は、赤ちゃんを育てるためのものだから、お母さんの体から作られるように思うかもしれません。実は、胎盤は赤ちゃんとお母さんの二人三脚で作られるのです。赤ちゃんの卵が、子宮に移動して、子宮の壁に根を下ろすことで妊娠が成立します。胎盤は、赤ちゃんの卵の一部と子宮内部の一部があわさってできあがったものなのです。赤ちゃんの卵が子宮の中に落ち着くと、赤ちゃんの卵は急成長を始めます。それと同時進行で、胎盤は作られ始めるのです。

胎盤は妊娠15週から16週ごろに完成する

胎盤は、個人差はありますが妊娠15週ごろには完成し、赤ちゃんに栄養などを送り始めます。胎盤がエコー画像で見られるようになると、検診時に胎盤の位置を確認します。胎盤が子宮の出口に近いところにできてしまうと「前置胎盤」を疑われるかもしれません。しかし、前置胎盤の疑いがあっても、妊娠が進めば胎盤が上にあがることも多いのです。妊娠初期に前置胎盤の疑いがあるといわれても、必要以上に悩まず、心配なことがあれば信頼できる医師に相談してみましょう。

妊娠42週ごろからは機能が衰える

胎盤には寿命があります。赤ちゃんは、お母さんのおなかの中で約40週間を過ごし、赤ちゃんがおなかから出て間もなく、胎盤もおなかから排出されるのです。しかし、中には40週を超えてもおなかから出てこない赤ちゃんもいます。おなかの中にいる限り、胎盤から必要なものはもらえればいいのですが、実は42週以降は「過産期」といい、胎盤の機能が衰え始める可能性があるのです。胎盤の機能が衰えると、栄養が十分に届かないだけでなく、おなかの中の環境も悪くなります。

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「子どもの生きる力を引き出す!」をモットーにして、小学生二人の子育てをしています。現在は、30代後半になりましたが、武蔵野美術大学在学中から物書きを開始しました。職歴は、大学卒業後に会社員として働き、結婚を機に退職しました。現在はフリーランスのライターをしています。保持資格は、簿記3級と秘書検定2級と英検2級です。趣味は「資格の勉強」で、現在は保育士資格取得を目指して勉強をしています。

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