妊娠初期から要注意!流産の種類と原因について

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考える妊婦

妊婦さんにとって、もっとも気をつけなければならないこと。それはの可能性です。

「流産」という不吉な事柄について、「考えたこともない」という妊婦さんは多いと思います。しかし、最悪の結末を回避するためにも、「流産にはどういう種類があり、なぜ起こるのか?」を知っておくことは重要なことです。多くの場合、流産は先天的な原因によって発生しますが、中には対策をとることで予防できるものもあるからです。

ここでは、そんな妊婦さんの流産対策のために、流産の種類や原因をご紹介します。

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切迫流産

切迫流産は、正確には「流産しかかっている状態」のことをいいます。一般的な「流産」のイメージというと、「胎児が死亡してしまっている」状態のことを思い浮かべる方が多いと思います。しかし、切迫流産の場合はあくまで「未遂」の状態であり、早急に対処を行うことで、妊娠を継続し、出産できる可能性が高くなります。

症状

切迫流産は多くの場合、下腹部に痛みが走ったり、出血が発生したりします。妊娠中には同様の症状が起こることも多く、判別は難しいかもしれません。しかし、最悪の場合を考え、下腹部の痛みや出血があった場合は、すぐに医師に相談するようにしましょう。

原因

切迫流産の原因は、子宮筋腫などの子宮に関係する病気や、子宮内の炎症、身体の冷えやストレスであると考えられています。

対策

切迫流産を避けるためには、妊娠中にストレスを感じないよう心がけることが重要です。

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稽留流産

稽留流産は、「赤ちゃんが死亡した状態のまま、胎内に残っている状態」のことをいいます。稽留流産かどうかを判断するには、エコー検査などを行うしかありません。稽留流産後は、赤ちゃんを子宮から取り出す手術を行わなければなりません。その後、新たに妊娠できる身体が作られるまで、半年程度の時間が必要だといわれています。

症状

特にこれといった症状がなく、妊娠中特有の症状(「つわり」など)も続くため、流産に気づかない場合がほとんどです。

原因

稽留流産の主な原因は、染色体異常などの先天的要因が大部分だといわれています。このほかにも、子宮の代謝が良くないことが原因で、うまく胎盤が作れず、赤ちゃんが育ちにくい環境になってしまっていることも原因の1つだと考えられています。

対策

妊娠初期に軽い運動を行い、血行を良くすることで、稽留流産を予防することができるといわれています。代謝が活発化するためことで、赤ちゃんが育つ身体の環境を作りやすいと考えられているからです。掃除や洗濯、軽いウォーキングなどは、身体への負担も少なく、妊娠初期の運動に向いているでしょう。
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進行流産

進行流産とは、「流産が現在進行している状態」のことをいいます。切迫流産だと診断された妊婦さんが、治療の甲斐なく進行流産になってしまう場合も多いようです。進行流産になってしまうと、それをとめる手立ては残念ながらありません。

症状

進行流産では、大量の出血や、陣痛のような痛みといった症状があらわれます。これは、子宮内膜にくっついていた赤ちゃんが、剥がれ落ちることによるものです。

原因

妊娠初期における流産の原因の多くは、染色体異常など先天的な要因です。進行流産の場合も同様で、何か原因があるとすれば胎児側の原因であり、残念ながら、母体の側でできることはありません。進行流産は、その経過によって「完全流産」と「不全流産」のどちらかに移行します。

完全流産と不全流産

流産には、「完全流産」と「不全流産」の、2つのパターンがあります。

完全流産

「完全流産」とは、胎内の赤ちゃんやその付属物が、完全に子宮から流れ落ちてしまうパターンです。出血や痛みを伴いますが、しばらくするとそれらの症状は収まっていきます。完全流産の場合、その後の処置は特に行われません。

不全流産

「不全流産」とは、胎内の赤ちゃんやその付属物の一部が、子宮内に残ってしまうパターンをいいます。不全流産の場合は、何らかの手段を使って、子宮の内容物を取り除かなくてはなりません。子宮内に残っているものが少なければ薬を使い、多ければ簡単な手術によって取り除くのが一般的です。

進行流産の項でもご紹介したとおり、流産の原因は、先天的なものがほとんどです。「あの時ああしていれば、もしかしたら」というような自責の念にとらわれず、まずはゆっくり身体を休め、心を落ち着けるよう努めましょう。

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おわりに

今回は、流産の種類や原因をご紹介しました。流産は、実に15%もの妊婦さんが経験する出来事だといわれています。その原因は先天的なものが多く、母体の側でいくら注意していても、避けることができない場合がほとんどです。しかし、だからといって、まったくできることがないわけではありません。特に、切迫流産の場合は、ストレスをためないことや、診断後も安静にしていることが、無事な出産へと繋がります。赤ちゃんのためにも、少しでも「体調がおかしい」と思ったらすぐに医師に相談し、できる限りの努力をしましょう。

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22歳。B型。既婚。
現在妊娠9ヶ月。妊娠中の食欲が増す、太りやすくなるを完全になめきっていたため、妊娠前とくらべて20kg近く体重が増加しました。
妊娠の経験を活かし、妊娠中の注意点、妊娠中に必要な基礎知識の記事を担当。
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