糖尿病の症状・診断基準・原因・治療・予防・入院の必要性

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糖尿病の症状・診断基準・原因・治療・予防・入院の必要性

生活習慣病のひとつでもある『糖尿病』。よく耳にする病名ですが、実際はどのような病気かご存知ですか?糖尿病とは血糖値という血液中の糖分(ブドウ糖)の濃度の値が高くなる病気です。

国民の5人に1人が患者かその予備軍と言われています。一度発症したら完治することはありません。

しかし、血糖値を正常なレベルに保つことでコントロールは可能となります。糖尿病とは私たちの身近に存在しています。まずは糖尿病について知り、原因や予防法について学んでいきましょう。

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糖尿病とは

インスリン

糖尿病には種類があり、大きく分けて2つのタイプがあります。それは1型・2型と呼ばれています。糖尿病になると体内のインスリンの作り方や使い方に問題が起き、摂取した食物エネルギーを正常に代謝できなくなります。

インスリンとは体内の血糖を上手に正常な範囲でコントロールしてくれている存在です。これが不足してしまうと高血糖、つまり糖尿病になってしまいます。

1型糖尿病はそのインスリンの分泌不全とインスリン抵抗性による病気です。1型の患者さんの場合、インスリンの量が十分に作られず、作られたとしても上手に作用しません。1型糖尿病は日本国内で10万人に約2~3人と言われている極めてまれなケースです。

それに引き換え2型糖尿病は誰にでも発症の可能性がある、一般的な糖尿病です。患者さんのうち10人に9人以上はこのタイプと診断されています。

20代でも発症の可能性はありますが、多くの場合は40代前後とされています。糖尿病になるかどうかは遺伝の関係もあり、必ずしも肥満が原因とは言い切れないようです。

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糖尿病の症状

疲労感

一般的とされている2型糖尿病は初期の段階では自覚症状がありません。症状はゆっくりと少しずつ現れるとされています。主な症状としては疲労感、乾燥による皮膚のかゆみ、手足の感覚の低下やチクチクとした痛み、頻尿や目のかすみなどが挙げられます。

より症状が進行した場合は尿の量が増え、疲れやすくなり、手足のこむらがえり、さらに意識障害になることもあるようです。またこれらの症状の出る2型糖尿病の方は以下の人が多く当てはまるとされています。

40歳以上の人、肥満体型、著しい運動不足、4㎏以上の赤ちゃんの出産をした、病気やケガなどのストレスがある人などです。

一方で1型糖尿病の人は若いうちに発症することが多いことが特徴ですが、年齢に関係なく発症が見られます。こちらの主な症状は、普段よりのどが渇く、急な体重減少、頻尿などが挙げられます。

糖尿病の診断基準

血糖値

糖尿病が疑われる場合、朝食前の空腹時の血糖値、食後2時間目の血糖値を検査します。具体的には空腹時血糖が126(mg/dl)以上、75グラムのブドウ糖を飲み2時間後の血糖が200以上、随時血糖200以上、ヘモグロビンA1c6.5%以上の場合に糖尿病と診断されます。

また、過去に糖尿病と診断された人で、現在は血糖値が落ち着いている場合でも糖尿病と診断され、定期的に経過観察する場合もあるようです。

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糖尿病になる原因

すい臓

1型糖尿病の原因は正確な調査がされていません。関係する要因として挙げられることは以下の2つとされています。1型糖尿病にかかりやすい体質を持っている、何らかの原因により、インスリンを作っている部位であるすい臓の一部が破壊されている、ということです。

2型糖尿病の発病はインスリンの量が不十分で起こる糖尿病と、肝臓や筋肉などの細胞がインスリン作用をあまり感じなくなるためにブドウ糖がうまく取り入れられなくなって起こる糖尿病があります。

食事や運動といった生活習慣に関係しており、主な原因は内臓脂肪の増加や運動不足による肥満であると言われています。肥満以外にも遺伝や環境、ストレスや味覚障害なども原因とされています。上記のように、遺伝といった可能性もあるため2型糖尿病の患者さんがいるご家族は一度検査を受けられることが推奨されています。

糖尿病の治療法は?

食事療法

糖尿病の治療は早期発見、早期治療が鉄則です。また、最初にも記載したように残念ながら糖尿病は完治する病気ではありません。治ったという思い込みで治療を中断せず、調子が良くても1~2か月に一回は必ず受診し、血液検査を受けることが大切です。

大きく分けて3つの治療法がある糖尿病。食事療法、運動療法、薬物療法があります。まずは基本となる食事療法からみていきましょう。

食事療法は、健康な人が一番長生きできる食事というものを取ることによる治療です。とてもシンプルな方法で、その人の身長に合わせた理想的な体重になるようなバランスの取れた食事をするようにします。

糖尿病患者の方の場合、毎日同じカロリーの食事をすることが重要となります。

一般的には朝食:昼食:夕食=1:1:1.2程度が適当とされています。血糖コントロールが良く、目標体重に徐々に近づくような食事で、バランスが取れていれば治療は順調と言えるでしょう。

運動療法は、その名の通り運動による治療です。運動する時間と運動する量は、食事療法のカロリーと同じように、毎日一定に保つことが大切です。

なかなか難しい方法ではありますが、長続きする方法で根気強く続けます。1日に1~3回食後30分~1時間に開始し、15~30分の歩行が有効です。体操も組み込むとなお良いでしょう。

足の悪い方は、イスに腰掛けて、手足の体操をするだけでも効果アリです。

最後にご紹介するのは薬物療法です。これには2つあり、内服薬とインスリン治療です。内服薬には血糖を下げる薬、糖分の吸収を遅らせる薬、インスリンの働きを良くする薬などがあります。弱い薬から強い薬まで種類はさまざまで、患者さんに合わせて医師が処方してくれます。

インスリン治療はある意味糖尿病の特効薬ともいえます。インスリンは腸で分解され効果がなくなってしまいますので、内服薬はなく、注射療法だけとなっています。

糖尿病は合併症を引き起こす危険性もあり、合併症が起こる前にインスリン治療で血糖のコントロールを良くすると、それを予防できるとも言われています。

しかし、インスリンは進んでしまった合併症を治す薬ではないので、合併症が進む前に使用を開始する必要があります。とはいえ、基本は食事療法のため、三食カロリーをきちんと計算して正しい食事方法を身に着けることが重要と言えるでしょう。

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糖尿病の予防について

適度な運動

予防法は単純明快、ズバリ節制に努めるということです。上記の治療法で触れた、食事療法は糖尿病でない方にとっては一番の予防法と言えるでしょう。

三食バランスの取れた食事をし、適度な運動とストレス発散が重要となります。ストレスによる暴飲暴食や運動をしないことによる肥満は糖尿病への第一歩とも言えます。「当てはまっているかも…」と思った方も焦る必要はありません。まずは今日の献立を考えるところから始めましょう。

糖尿病の入院の必要性は?

入院の必要性は?

糖尿病における入院は「進行している=入院」とは限りません。主に3つのタイプがあり『検査・教育・治療』に分かれます。一般的に入院とは具合の悪いところを治療する、または手術を受けるためといった場合が多いですが、糖尿病の場合は治療目的以外の入院も多くあるということが特徴的です。

検査入院はすい臓の合併症を確認するためのもので入院期間はおよそ3日~1週間程度とされています。教育入院は糖尿病治療のための、食事や運動などの生活習慣を学ぶための入院です。糖尿病を改善するための教習所のようなもの、というとわかりやすいかもしれませんね。

医師や看護師によるケアの他に、栄養士による食事指導、薬剤師による薬物療法指導など多くの専門家からアドバイスを受けることができます。治療入院は緊急性を要することが多いとされています。高血糖による昏睡や意識障害が発生したときに集中的な治療が施されます。

おわりに

糖尿病はまさに自分との闘いといえる病気です。いつ何を食べるか、どのような生活スタイルをとるか、我慢をできるか、できないか、というように自分を律する心が病気の進行を左右します。糖尿病を治すのは医師ではなく、あなた自身ということです。糖尿病に関する知識をしっかりと身につけ、規則正しい生活を送るようにしましょう。

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参考サイト

糖尿病ってどんな病気?

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