気をつけて!胎児に重い障害などをもたらす梅毒感染者が増加している背景

スポンサーリンク

胎児の心音を聞く
梅毒の感染者数が昨年は4000人を超えて、約40年前と同じ水準まで増加しています。妊婦を通じて胎児が感染すると、死産など重大な障害を引き起こす恐れがあります。2011年と比べますと約5倍にまで増えている梅毒。ここ数年で何があったのでしょうか。どうしたら自分やわが子を守れるでしょうか。詳しく紹介していきます。

梅毒とはどういう病気でしょうか

妊婦さん
梅毒はペニシリンなどの抗生剤が普及した後は感染者数が激変し、「昔の病気」という認識があります。しかし感染者数が増加している現在、そうはいっていられなくなりました。梅毒はどういう病気なのかしっかり理解しましょう。

梅毒は性行為、母子感染により感染する

梅毒は細菌の一つである梅毒トレポネーマによって発病する感染症です。感染経路は性行為で、梅毒に感染した陰部や口に触れることで感染します。そのためキスでも移ってしまうのです。性行為で感染するため性病の一つとして考えられていて、妊娠中・出生時の母子感染による先天性梅毒もあります。先天性梅毒になると胎児や生まれた赤ちゃんに重篤な障害をもたらすのですが、後ほど詳しく説明していきましょう。

梅毒は一般的にどのような症状がでるのでしょうか

第1期~第4期まで4段階までありますが、先進国では抗生物質が発達しているため、第3期以降まで進行することはほとんどありません。第1期は主に梅毒が感染した陰部・口唇部・口腔(こうくう)内に塊ができ、鼠径(そけい)部のリンパ節が腫れます。第1期の最初の数週間は梅毒反応がみられませんが、6週間を超えると陽性反応がでます。第2期は全身のリンパ節が腫れるほかに、発熱、倦怠(けんたい)感、関節痛などの症状や発疹が全身にでます。

妊婦から胎児の感染、先天性梅毒とは

妊娠中、または出産時に感染した梅毒を先天性梅毒といいます。先天性梅毒を発症すると、胎児の全身に梅毒の病原菌が広がってしまい、流産や早産を引き起こす原因になるのです。また、生まれた赤ちゃんは、生後数年で肝臓や脾臓(ひぞう)の増大、発疹、発熱、神経梅毒(脊髄や脳に感染し髄膜炎や脳梗塞、水頭症や運動障害、感覚障害を引き起こす)、肺炎といった症状がでてきますが、これらを早期先天性梅毒といいます。後期先天性梅毒もありますが、日本のような抗生物質が発達している国ではまれです。

合わせて読みたい

世の中は感染症だらけ?妊婦が特にかかってはいけない感染症を徹底解説
妊娠中は風邪をひいても薬が飲めないので妊婦さんは大変です。そんな中でも、かかってしまうと母親だけではなく、胎児に悪影響を及ぼしてしま...

なぜ最近梅毒感染者が増加しているのか

母子手帳を持つ妊婦さん
ここ数年で急増している梅毒感染者ですが、もし妊婦に感染して胎児にも感染すると重大な障害を引き起こす怖い病気です。抗生物質が発達している現在において、なぜ梅毒がはやるのでしょうか。梅毒感染者が増加している背景について考えていきます。

近年増加している訪日外国人によりまん延

15世紀に世界でまん延した背景として、コロンブスの率いた探検隊がアメリカ上陸時にアメリカ原住民女性と性行為をして感染し、ヨーロッパに持ち帰ったことで世界にまん延したといわれています。同様のことが日本でも起きており、日本に来た外国人が梅毒を持って来たという説です。日本に来た外国人が梅毒と知ってか知らずか、日本人と性交渉をして広がりまん延したのではないかといわれています。

性別での増加の原因が異なります

梅毒感染者の約80%が男性となっています。男性感染者の約半数が男性同士の性行為で感染しているといわれ、その背景としては会員制交流サイト(SNS)などでパートナーがみつけやすくなったことがあげられます。女性の梅毒感染者増加の原因は明らかになっていませんが、性風俗だけではなく一般カップルの間で感染リスクの高いアナルセックスが広がっていることも一因だそうです。

症例の少ない病気のため医師が診断を見落としてしまう

梅毒は抗生物質が発見される前の昔の病気という印象があり、実際の梅毒患者をみたことがない医師が多いので、梅毒の症状がでていても見落としてしまうことがあるようです。近年梅毒感染者が増加している背景を、医療機関も意識をして対処できるようにしていくことが急務です。感染者が妊婦になる前に発見してあげてほしいものですね。

合わせて読みたい

赤ちゃんへの感染もありうる?妊娠中のカンジダ感染症には要注意!
カンジダ感染症、皆さんは聞いたことはありますか?これは妊娠中になりやすく、出産までに治療できていないと赤ちゃんにも移ってしまう注意の必要...
新米専業主婦です。暇してます。在宅ワーク初めてですが頑張ります。

この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。

購読はいいねが便利です!
気をつけて!胎児に重い障害などをもたらす梅毒感染者が増加している背景
この記事をお届けした
たまGoo! - 妊活・妊娠・出産・育児の応援サイトの最新ニュース情報を、
いいねしてチェックしよう!
スポンサーリンク

アンケートにご協力くださいm(__)m

妊娠中のトラブルはありましたか?(複数選択可)

アンケート結果

Loading ... Loading ...
スポンサーリンク

良ければシェアをお願いします。

スポンサーリンク

アプリで
たまGoo! がもっと便利に

iPhone,AndroidのアプリでたまGoo!が便利に。

たまGoo!が便利なアプリになりました。
ちょっとした時間にチェック、電車の中でもサクサク快適。
たまGoo!をより近くに感じてください!

トップへ戻る