妊婦さんは歯医者に行ける?歯科治療についての基礎知識4つ

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治療

人間の体には、自然治癒能力があります。それによって、ちょっとした切り傷やかすり傷、風邪などは自然に治っていくのです。ただ、この「自然治癒能力」が及ばないところもあります。それが「」です。歯は、一部のごくごく軽いものを除けば、虫歯が自然に治るということはありません。歯医者での治療が必要になります。しかし、妊婦さんは歯医者での治療は受けられるのでしょうか?

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妊娠すると、使えない薬が出てくる

薬

よく知られていることですが、妊娠すると使える薬に制限がでます。私たち大人にとっては副作用の感じにくい薬であっても、胎児の場合はそうではないからです。頭痛・生理痛に効果があるロキソニンの服用は勧められない、と医師に言われたという妊婦さんもいます。このようなことから、かつては、「妊娠すると歯医者に行けない」「子どもができると歯医者に通えなくなるから、虫歯などは早めに治しておけ」と言われていました。現在はどのような考えになっているのでしょうか?

このようなことから、かつては、「妊娠すると歯医者に行けない」「子どもができると歯医者に通えなくなるから、虫歯などは早めに治しておけ」と言われていました。現在はどのような考えになっているのでしょうか?

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妊婦さんが虫歯になりやすいそのわけは?

歯痛

「妊娠をすると、歯のトラブルは起こりやすくなる」としている歯医者もいます。これは、女性ホルモンの影響によると言われています。女性ホルモンは、妊娠をしたり、妊娠を維持したりするために必要なホルモンですが、これが「歯の組織の炎症」の原因の一つになっている、と考える向きもあります。この説はまだまだ研究途上のところもありますが、見方の一つとして広く知れ渡っています。

また、つわりの悪化によって、食事がとれなくなる…というのはよく聞きます。これがひどくなると、「口のなかに物をいれること」自体がつらくなってしまうということです。当然ハブラシもダメなので、口内環境になかなか気を使えなくなってしまいます。この結果として、妊娠中は、妊娠前に比べて歯のトラブルが起きやすくなると考えられているのです。

また、つわりの悪化によって、食事がとれなくなる…というのはよく聞きます。これがひどくなると、「口のなかに物をいれること」自体がつらくなってしまうということです。当然ハブラシもダメなので、口内環境になかなか気を使えなくなってしまいます。この結果として、妊娠中は、妊娠前に比べて歯のトラブルが起きやすくなると考えられているのです。

現在は、「妊婦さんも歯医者に通っていい」とする説が多い

歯医者

このような点を踏まえて、「果たして妊婦さんは歯医者に通っていいのかどうか」ということを考えていきましょう。

いろいろな意見があるかもしれませんが、現在では、「妊婦さんでも歯医者に通ってもいい。むしろ、子どもに虫歯菌などを移さないようにするために、積極的に通うべきだ」と考える意見が優勢になっています。

心配なレントゲンも、妊娠中でもとることができます。レントゲンで撮るところは口だけですし、ちゃんとレントゲンを通さないためのエプロンをすることになるので安心です。また、麻酔薬なども使われますし、歯を削ることもあります。虫歯の治療は、妊娠前とはほとんど変わることなく行われます

同様に、歯周病の治療も行われます。自宅での歯磨きでは落とすことのできない歯石を落としたり、歯をきちんと磨いたり…といった治療方法が取られます。歯周病対策は、年をとったあとの口内環境を保つためにも非常に重要ですから、しっかりと治療をしておきましょう。ちなみに、「歯の矯正」をしている人もいるかと思いますが、これもそのまま継続しても問題ありません。

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避けるべき治療と、行うタイミングについて

相談

基本的な治療はまったく問題はありません。ただし、親知らずの抜歯など、痛み止めが必須になる治療は避けた方が無難です。親知らずの抜歯は、麻酔がきれたら悶絶するほどの痛みですし、ゼリー程度しか食べられません。妊娠にも悪影響を及ぼしかねないので、これの治療は避けましょう。

また、歯医者にかかること自体は問題はないものの、「差し迫って行う必要のある治療」以外は、万が一のトラブルを考えると「行わない」という選択肢をとる方が無難です。特に審美系のものは避けましょう。出産後でも行うことのできるものです。

治療時期は、何かと不安定な妊娠初期や、お腹が大きくなってしまう妊娠後期は避けるようにします。一番理想的なのは、妊娠中期ではないでしょうか。医者との連携も重要です。「歯医者に通いたいな」ということであれば、主治医にも相談しておきましょう。基本的には歯医者への通院は問題はありませんが、人によっては、主治医から歯医者の方へ伝えておきたいことがあるかもしれません。

また、歯医者の方にも「妊娠していること」をきちんと伝えてから治療に入りましょう。現在は「マタニティ歯科」という、妊婦さんに特化した歯医者もあります。このような歯医者の場合、妊婦さんとの接し方も心得ています。特にこだわりがなく、また近くにこのマタニティ歯科がある、ということでしたら、ここに通うのもよいでしょう。

おわりに

昔とは違い、現在は妊婦さんも当たり前のように歯医者に通う時代です。むしろ、子どものことを考えると、妊娠中に行っておいた方がいいほどです。ちょっと心配なレントゲンも、一部分しかとらないということなら安心ですね。ただ、妊娠中はさまざまな部分が敏感になり、不安定になるもの。主治医と歯医者に相談することはとても大切です。

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