妊娠性鼻炎の原因・治療法・予防法まとめ

鼻炎

妊娠をすると、さまざまな影響や変化が体に出ます。面倒な症状が出たり、日常生活に不具合が出たりすることも珍しくありません。そのなかから今回は、「妊娠性鼻炎」について取り上げましょう。妊娠性鼻炎とはいったいどういうものなのか、治療方法はあるのか、考えられる予防法はどういったものなのか……これについて見ていきましょう。

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妊娠性鼻炎ってどんなもの?

くしゃみ

妊娠性鼻炎は、「妊娠中に起きる鼻炎」を指します。基本的には、出産の1か月半ほど前から出て、出産後は14日以内におさまります。ただ、人によっては、もっと鼻炎の期間が長くなることもあります。今までは特にアレルギーなどは患っていなかった、という人でも、妊娠性鼻炎になる人もいます。妊婦さんならだれでも起こる可能性があるのです。

これが一般的な妊娠性鼻炎の説明ですが、「妊娠2~5か月目までに起こる『鼻過敏症』を指して、妊娠性鼻炎という」という意見もあります。この「鼻過敏症」というのはアレルギー性鼻炎のうちの一種であり、鼻水や鼻のむずがゆさを感じます。もともとアレルギー性鼻炎を患っている人のうちの1割は、この「妊娠性鼻炎」を起こすとも言われています。

このため、妊娠性鼻炎は、「アレルギー性鼻炎ではなかった人にも起こるうることはあるけれど、もともとアレルギー性鼻炎を患っていた人の場合はそれが悪化する可能性もある病気だ」と言えるでしょう。

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妊娠性鼻炎、原因はいったい何?

鼻水

では、この妊娠性鼻炎の原因は何なのでしょうか。アレルギー性鼻炎を持っていなかった人の妊娠性鼻炎の場合、なぜ妊娠性鼻炎になるかのはっきりしたところはわかっていません。ただ、成長ホルモンが関係しているのではないか、という見方がされています。また、喫煙や家のほこりが影響していると考える人もいます。

後者の「もともとアレルギー性鼻炎を持っていた」という人がかかる妊娠性鼻炎の場合も、やはりホルモンが関係しています。またそれだけでなく、妊娠によって乱れやすくなった自律神経の影響も受けると言われています。自分で完全に原因を除去することはなかなか難しいのですが、「治療方法」も、とても難しいものになります。

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薬は使う? 使わない?

まるばつ

一般的なアレルギー性鼻炎の場合、ステロイドの摂取は非常に有効です。これをとることによって鼻炎はおさまりやすくなり、快適な日常生活が営めるようになるでしょう。経口のステロイド剤を使っている、という人も多いかもしれません。

ただ、妊娠性鼻炎においては、このような「ステロイド剤」は「使うべきではない」とされています。ステロイドを使ったもののなかでも、経口摂取のものは赤ちゃんに影響を与える可能性が高いので、避けるべきなのです。(アレルギー鼻炎からの場合は、局所に聞くステロイド剤を使うことはあります)

ステロイドを使った治療薬のなかには、「点鼻薬(鼻に使う薬)」もあります。こちらの方はあまり影響がないと言われていますが、妊娠性鼻炎に対する効果もそれほどないので、使う理由がありません。

妊娠性鼻炎によく使われる治療アイテムとしては、「鼻孔拡張テープ」が挙げられます。これは鼻を広げて、鼻通りをよくするものです。現在は通販などでもよく売られていますね。また、鼻のなかを生理食塩水(10分ほど沸騰させた1リットル程度のお湯に対して、9グラム~10グラムほどの塩を入れたもの。人間の体液とほぼ同じ濃度の塩水なので、これで鼻などを洗っても、ツーンとしみることが少ない)を洗う、という方法が取られます。

また、レーザーなどで鼻の粘膜を焼くという治療方法もあります。これは花粉症の治療方法としておなじみですね。焼いた直後~1週間程度は痛みが続きますが、それがすぎればかなりラクになるということで、取り入れている人も多い治療方法です。

薬のなかでは、抗生剤などが使われることもあります。ただ、妊娠性鼻炎の治療の場合、「妊娠何か月か」によって治療方法が大きく異なってきます。薬を使ってはいけない期間、場合によっては薬を使用してもいい期間などがあるからです。いずれの場合にせよ、「鼻炎がひどいから」という理由で、独断で市販の薬を使うのはやめておいた方が無難です。鼻炎がつらいのであれば、一度主治医に相談し、「鼻炎を抑えるための方法は何かありませんか」と聞いた方がよいでしょう。

おわりに

さまざまなかたちに変化していく、妊娠中の体。私たちは「妊娠中の変化」というとつわりなどを思い浮かべてしまいがちですが、妊娠性鼻炎というものもあるのですね。ぐすぐすとうっとうしい妊娠性鼻炎ですが、出産が終わればある程度は落ち着くと考えられています。ただ、あまりにもひどいようならば病院に相談しましょう。薬を独断で使ってしまうと胎児に影響が及ぶこともありますから、必ず医師に相談してからにしてくださいね。

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