【男性編】精子の質と妊娠率が比例?男性に必要な3つの知識

良ければシェアをお願いします。

外国の夫婦

WHO(世界保健機関)の調べによると、不妊の理由が夫婦どちらにもあるのが24%、男性だけにあるのが24%ということがわかりました。つまり、男性だけで計48%と全体の半分もの割合を占めているということになります。今回は、その男性不妊の原因でもっとも多い、精子の問題についてお話したいと思います。

不妊と精子の質の関係

DNAのイメージ

精子の質は子作りにおいて本当に大切です。もともと、元気で問題の無かった精子が生活習慣や環境、加齢によって衰えてしまうということがあります。この辺りのメカニズムを探ることが、改善のヒントとなりそうですね。

精子のDNA損傷

精子の染色体を構成しているDNAの損傷は、妊娠率に大きな影響を及ぼします。若い人の精子が元気だというのは、この損傷率が圧倒的に少ないからです。損傷の原因として挙げられるのは、主に酸化ストレスです。このストレス値は、喫煙や精巣の高温ダメージなどにより増幅することがわかっています。

精子の運動率

精子が活発な動きを見せているかという運動率も、精子の質に大きく関係してきます。この運動率を上げるカギですが、それはズバリ射精の回数です。

以前、オーストラリアで行われた研究では1週間の間、毎日射精をすることでDNAの損傷率が34%から26%まで落ちることが証明されました。このことからも、精巣に長い期間精子を留めておくことが損傷を促してしまうことがわかります。できる限り精子はためすぎないことが、運動率の向上にも寄与します。

合わせて読みたい

【男性編】男性が悩む精力減退の原因とは!?克服法はある?
男性は歳を重ねるごとに、ホルモンの減少などから精力減退を感じる人も出てきます。 早い人であれば、20代でも精力の低下を自覚している人もいるほどです。この精力減退という問題は、妊活にとって非常に大きな障害となるでしょう。多くの男性が悩んでいる精力減退の原因と克服法について、ご紹介していきます。 ...

精子の質を高める栄養素とは

アーモンドミルク

前回のパートでは、精子のDNA損傷率と妊娠率が相関関係にあることを述べました。その損傷の原因となるのは酸化ストレスですから、必要なのは抗酸化作用のある栄養素を摂取することです。以下に代表的なものをまとめました。

ビタミンEを含む食材

アーモンドやナッツ類を始めとして、ギンナン、ひまわりの種、アボカド、ごま油、うなぎ、山芋などはビタミンEを豊富に含んでいて、活性酸素の働きを抑える効果を発揮します。

もちろん、栄養バランスの摂れた食生活を続けるという前提はありますが、これらの食材を優先的に料理に取り入れることで、一定の効果を期待することができます。コンビニのお弁当やインスタント食品など、食品添加物を含むものを摂取すると人間の体は解毒反応を起こし、活性酸素が発生してしまいます。妊活中は特に、こういった食品類を取らないように注意してください。

マカ亜鉛アルギニンなどの栄養素

マカや亜鉛、アルギニンといった成分も、精子の働きを大幅に活性化させます。マカは、女性の不妊に効くとして注目を集めていますが、男性にも効果があることがさまざまな臨床試験で証明されています。

また、亜鉛やアルギニンも男性ホルモン酵素に作用し、不足すると精子に異常が出ると言われているほどです。これらは、食材から取ることももちろん可能ですが、サプリメントで摂取する方法もあります。忙しい中でも確実に服用できるため、おすすめです。

合わせて読みたい

クラチャイダム王とは?実際に2ヵ月間飲み続けた結果は・・・
はじめに 現在、私は結婚して1年2ヶ月目です。普段の結婚生活はとても楽しく過ごすことができており、問題という問題はほとんどありません。ですが、そんな私たちに突如大きな試練がのしかかってきました。 それは何を隠そう妊活です。二人とも付き合っている当初から「子供は3人欲しいから○歳で初産、○歳で...

精子の質を下げる行動は避けましょう

仕事をする男性

精子の質を上げることを考えるのも大切ですが、それ以上に精子の質を落とさないということにより注意を払いましょう。精子の質が下がる理由のほとんどは、日常生活の中に存在しています。

ストレスを溜めない

仕事・プライベートに関わらず、ストレスレベルが高ければ高いほど精子の質は悪くなっていきます。これまでのさまざまな医療機関の研究によると、自覚ストレスのある人は、そうでない人と比べると、精子濃度や運動率が低い傾向が見られたそうです。

仕事で溜まったストレスなどを解消するために、趣味に没頭する、休日に奥さんと楽しく過ごす、などのリフレッシュタイムを意識して設けると良いと思います。

食生活の偏り

前述した通り、食品添加物を含むコンビニのお弁当やレトルト食品などを多く摂取すると、体が反応して酸化ストレスが発生してしまいます。食事は、新鮮な野菜やお肉をバランス良く摂れるよう工夫してください。

また、炭水化物の摂り過ぎも精子の運動率を下げてしまうそうです。摂り過ぎに充分注意を払った上で、ごはんや麺類を食べるときには、なるべく繊維質のものと共に食事に組み込むようにしましょう。

睾丸への負担

精子は熱に非常に弱いという性質があります。睾丸・精巣を温め過ぎてしまうと、遺伝子に損傷が出てしまうのです。特に気を付けたいシチュエーションとしては、熱いお風呂や長時間のサウナなどですね。

後は、普段履くパンツも、ブリーフよりは通気性の良いトランクスの方がはるかに負担はかかりません。細かいですが、習慣になるとかなり違います。

おわりに

今回は、男性ができる妊娠率の向上を主に精子の質というテーマでお話ししてきました。精子の質がいかにして低下してしまうのか、という仕組みを知ることで、自ずと対策が見えてきましたね。やはり、普段の生活が大きく関係してくるため、一度生活習慣の反省点や改善点を見つけ、実践できることはないか探してみてください。

ピックアップ

妊娠しやすい人、しにくい人の特徴
子どもが欲しいと思っても、なかなか恵まれないと悩む女性は多くいます。特に妊活中は、それがストレスとなり、かえって妊娠しにくい環境を作り出してしまうこともあります。すぐに妊娠の兆候が見られる人と、見られない人には、どのような違いがあるのでしょうか。今回は、「妊娠しやすい人」と「妊娠しにくい...
妊活中の男性が摂取すべきサプリメント4選
「妊娠への前向きな活動」、いわゆる「妊活」は、最近では大きな関心を集め始めています。「妊活」という言葉からは、なんとなく「女性がする努力」をイメージしてしまいがちです。しかし実際には、男性・女性双方の努力が必要不可欠です。 ここでは、男性が手軽にできる妊活である「サプリメント摂取」に注目し...
知らないと危険?男性不妊の4つの原因
「手は尽くしているが、思うように妊娠しない・・・。」とお困りの方、実は妊娠しない理由は男性にもあるかもしれません。男性が原因の不妊は48%と言われていて、その割合も近年増加傾向にあります。パートナーに任せっきりにせず、自分自身も男性不妊についてしっかりと理解したうえで妊活に取り組んでいきましょう...
33歳。B型。既婚。
妻の妊娠を通して、赤ちゃんができる喜びを経験する。妊娠中の過ごし方や注意点など身を持って体験中。妊活については全般の記事の執筆を担当。
購読はいいねが便利です!
【男性編】精子の質と妊娠率が比例?男性に必要な3つの知識
この記事をお届けした
たまGoo! - 妊活・妊娠・出産・育児の応援サイトの最新ニュース情報を、
いいねしてチェックしよう!

アンケートにご協力くださいm(__)m

妊活をはじめたきっかけは?(複数選択可)

アンケート結果

Loading ... Loading ...

体質・体づくりの悩みについて・・・あわせて読みたい

妊娠の兆候はいつから?13の妊娠超初期症状をチェック!
妊娠超初期症状とはどんな症状があるのだろう・・・いつごろからわかるのだろう・・・など、妊娠したかどうかについての症状は誰もが気になることだと思います。いち早く妊娠を迎える準備をしたいと思っている方に、妊娠初期症状より先に分かるとされる様々な妊娠超初期症状13のチェックリストをご紹介します。 ...
妊娠しやすい人、しにくい人の特徴
子どもが欲しいと思っても、なかなか恵まれないと悩む女性は多くいます。特に妊活中は、それがストレスとなり、かえって妊娠しにくい環境を作り出してしまうこともあります。すぐに妊娠の兆候が見られる人と、見られない人には、どのような違いがあるのでしょうか。今回は、「妊娠しやすい人」と「妊娠しにくい...
低温期なのに妊娠する?排卵後も体温が上がらない原因とは?
妊活中の方にとって最も気になること、それは基礎体温の変化でしょう。女性の体は、生理周期に伴って、基礎体温が低い「低温期」と基礎体温が高い「高温期」を繰り返しています。一般的には排卵後に高温期に入りますが、中には高温期に入らずそのまま低温期が続くというケースもあるようです。 排卵後に体温が上がら...
ダウン症になる確率と原因、その予防策とは
ダウン症は医学的には「ダウン症候群」と呼ばれる、先天的な疾患です。今のところ治療方法がないため、赤ちゃんを授かった多くのお母さんが不安になる病気の一つです。一般的には高齢出産や栄養不足がダウン症の原因といわれています。 多くの人がダウン症を「知的障害」が主な症状ととらえているようですが、生まれ...
妊娠しやすい体作りのために今すぐ辞めたい5つのNG妊活
赤ちゃんが欲しいと思っていても、なかなか妊娠の兆候が見られないと、何がいけないのかと悩んでしまいがちです。まずは妊活の第一歩として、ご自身のライフスタイルの中で「妊娠しやすい体作り」の邪魔をしていることがないか、もう一度おさらいしてみましょう。生活を見直すことにより、意外と身近なところに改善...
あわせて読みたい

良ければシェアをお願いします。

トップへ戻る