ダウン症になる確率と原因、その予防策とは

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家族

ダウン症は医学的には「ダウン症候群」と呼ばれる、先天的な疾患です。今のところ治療方法がないため、赤ちゃんを授かった多くのお母さんが不安になる病気の一つです。一般的には高齢出産や栄養不足がダウン症の原因といわれています。

多くの人がダウン症を「知的障害」が主な症状ととらえているようですが、生まれつきの染色体異常により、目や耳、心臓や脳などに障害が現れ、その症状は様々です。実際にダウン症でも知的障害がほとんど表れない人もいます。今回は、ダウン症になる確率と原因、その予防策についてご紹介いたします。

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ダウン症になる確率

年齢20才30才35才40才45才
発生確率1/1667
(0.05%)
1/952
(0.10%)
1/378
(0.26%)
1/106
(0.94%)
1/30
(3.33%)

ダウン症になる確率は年齢とともに変化していきます。若いときが最も低く、年齢を負うごとにダウン症の出生確率は高くなっていきます。新生児の出生率全体に占めるダウン症の確率は約1000分の1といわれていますが、年齢別に一例をあげると、20才が1667分の1、30才が952分の1、35才が378分の1、40才が106分の1、45才になると30分の1といわれています。このように、ダウン症などの染色体異常は、出産時の年齢が大きく関係することがわかっています。

ダウン症における染色体異常の原因を調べたところ、4分の3が卵子由来の染色体異常で、残りの4分の1は精子由来の染色体異常との研究結果もあります。このことから、出産する女性の年齢だけでなく男性の年齢も関係しており、夫婦ともに高齢の場合はダウン症の子が生まれる確率が高くなると考えられます。

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ダウン症の原因

染色体

ダウン症は21番目の染色体に異常がみられる場合に起こる症状です。

染色体は男性と女性でことなり、女性は44本(22対)とX染色体・X染色体、男性は44本(22対)とX染色体・Y染色体となっています。この染色体が卵子や精子になるときに1本ずつ23本に分かれますが、うまく分かれることができずに24本になってしまう卵子や精子が受精するとダウン症になるといわれています。

ダウン症は、卵巣精巣が老化してくると卵子や精子が不完全な状態で生成され、細胞分裂がうまくいかず23本になる過程で、さまざまな要因により染色体に傷がつくことで発生すると考えられています。そのため、高齢出産ほどダウン症の出生率は高くなる傾向があります。また、もう一つの原因として葉酸不足が取り上げられる場合があります。葉酸は細胞分裂を助ける働きがあり、この葉酸が不足することで不完全な卵子や精子ができるといわれていますが、ダウン症と葉酸の摂取との因果関係は科学的には解明されておりません。

このように、ダウン症の出生率が高齢出産ほど高くなる傾向は確認されていますが、なぜ染色体に異常が発生するかはっきりとした原因はわかっていません。そのため、治療薬や治療方法も確立されておらず、いまのところダウン症は治すことができない病気なのです。

標準トリソミー型

染色体異常には3つの種類があり、一番多いのが「標準トリソミー型」と呼ばれるもので、通常は2本で対になっている染色体が1本多いタイプです。

転座型

2番目に多いのが「転座型」と呼ばれ、21番目の染色体のうち1本が他の染色体に付着するタイプです。

モザイク型

残りの一つが、「モザイク型」と呼ばれ、21番目の染色体が2本ある細胞と3本ある細胞が混在しているタイプです。

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ダウン症の予防策

バランスの良い食事

ダウン症の原因として高齢出産や栄養素について紹介しましたが、これらがダウン症を引き起こす決定的な要因であるとはいえません。そのため、ダウン症を予防する決定的な方法もないのが現状です。しかし、統計的な見地から日本と世界を比較すると、日本は他国に比べてダウン症の出生数が非常に少ないことが知られています。

日本でもここ20年ほどでダウン症の出生数は増えていますが、それでも他国と比較すると少ないといえます。日本人にはダウン症が生まれる可能性が低いことと、日本の食生活や生活習慣などが何らかの関係があることが考えられます。

ダウン症の決定的な予防方法はありませんが、母体の健康を保つことはとても大切です。葉酸の他にも細胞をつくるために必要な栄養素はたくさんあります。そのために、まずは健康な食生活を身につけるように心がけましょう。バランスの取れた食事はダウン症の回避にもきっと役立ちます。

最近では体重コントロールも重視されるようになりました。やせ過ぎ、太り過ぎでは健康な卵子を作ることはできません。適正な体重を保つことを心がけてください。そして、規則正しい生活心がけましょう。規則正しい生活はメラトニンの分泌を促します。メラトニンには強い抗酸化作用があり生殖細胞を保護します。またホルモンバランスも改善されるため健康な卵子を作ることにも役立ちます。

統計では妊娠はできるだけ若いうちにしたほうが良いことはわかりますが、生殖機能には人それぞれ、大きな差があります。健康な食生活と規則正しい生活習慣を身につけ、健康で若々しい体づくりをすることが、ダウン症のいちばんの予防になると考えられます。

おわりに

ここまで、ダウン症になる確率と原因、その予防策についてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。今回ご紹介した内容を参考にダウン症への理解を深めていただき、みなさんの妊活に役立ててください。

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