【不妊治療】そんなにつらくない?不妊検査って本当に痛いのか?

おなかをおさえる女性
「妊活がうまくいかない」「結婚年齢が高かったので身体の状態を知りたい」など、さまざまな理由から、不妊検査に関心を持つことでしょう。しかし、ネットの掲示板やブログなどで、「不妊検査は痛い!」という意見を目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。今回は、不妊検査の種類や方法、痛さについてご紹介します。

おもな不妊検査の種類と検査時期(1)

体温計とグラフ
不妊検査にはさまざまな検査がありますが、以下のものを「基本検査」とよぶことが多いようです。

  • 基礎体温
  • 経膣(けいちつ)超音波検査
  • 子宮卵管造影検査
  • 子宮頸管(けいかん)粘液検査・フーナーテスト
  • ホルモン検査
  • 精液検査(男性)

不妊検査では、子宮や卵巣の状態、ホルモンの値を検査します。これらは生理周期に合わせて変化するため、検査の種類によって検査すべき時期が異なります。そのため、基本検査がすべて終わるまで1カ月ほどかかります。
まずは、月経時期に関係なく検査するもの、月経期から卵子のもとである卵胞がつくられる卵胞期に検査するものについて見てみましょう。

月経周期にかかわらず検査するもの

基礎体温

朝、目覚めて身体を横たえた状態で測る体温。排卵日や生理周期を推定するために使われますが、基礎体温表のグラフを見ると、卵巣が正常に働いているか判断することができます。不妊検査を受けることになると、毎回受診のたびに基礎体温表を持参するように指示されます。

経膣(けいちつ)超音波検査

膣(ちつ)内にプローブとよばれる検査器具を入れ、卵巣や子宮の状態をモニターで見る検査。妊婦検診でも行われていて、子宮内膜症や子宮筋腫、卵巣囊腫(のうしゅ)といった病気を見つけることができます。また、卵巣内にある卵胞のサイズや数を見ることもでき、卵胞のサイズをもとに排卵の時期を予測することも可能です。この検査は受診のたびに行われますが、排卵期には集中的に実施することもあります。

プロラクチン、甲状腺ホルモンの検査

プロラクチンは脳下垂体から分泌される乳汁分泌ホルモンで、本来は出産後、授乳期間中に多く分泌されます。血液検査でこの数値が高いと、無月経や無排卵などの原因となる高プロラクチン血症が疑われます。また、甲状腺ホルモンの数値異常も無排卵や月経異常の原因となります。

月経期が最適の検査時期とされるもの

卵胞刺激ホルモン(FSH)、黄体化ホルモン(LH)の検査

FSHとLHは脳下垂体から分泌されるホルモン。FSHは卵胞を刺激して大きくする役割、LHは排卵を起こし、残った卵胞を黄体に変える役割を担っています。血液中のFSHとLHの数値を見ることで、卵巣や脳下垂体、または脳下垂体に命令を出す視床下部の働きをチェックすることができます。この検査は、卵胞が成長を始める月経3日目ぐらいに行うのが最適とされています。

卵胞期が最適の検査時期とされるもの

子宮卵管造影検査

精子が卵子に向かう道であり、受精した卵子を卵巣から子宮へ運ぶ道でもある卵管がつまっていないか、レントゲンを撮って確認する検査。卵管がつまっていないか、また子宮内部の形に異常がないかを知ることができます。卵管がつまっていると妊娠ができないため、不妊原因を探るための重要な検査のひとつです。妊娠の可能性がない時期、つまり月経が終わり、排卵が起こるまでの卵胞期に行います。

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おもな不妊検査の種類と検査時期(2)

医者と話す夫婦
排卵期から黄体期は卵巣から卵子が飛び出し、精子と受精して子宮に着床する時期。受精に成功すれば、子宮が妊娠に備える大切な時期です。この時期に受ける検査についても見てみましょう。

排卵期が最適の検査時期とされるもの

子宮頸管(けいかん)粘液検査とフーナーテスト

子宮首から分泌される頸管(けいかん)粘液は、排卵が近づくと分泌量が増えて精子が子宮へ入っていくのを助けます。排卵期に頸管(けいかん)粘液を採取し、状態を調べます。排卵期に十分な量の頸管(けいかん)粘液が分泌されていないと、精子がうまく子宮の中に入ることができません。
フーナーテストとは、排卵直前に性交を行ったあとに頸管(けいかん)粘液を採取し、精子が粘液中に含まれているかを調べる検査です。

黄体期が最適の検査時期とされるもの

エストロゲン、プロゲステロンのホルモン検査

エストロゲンとプロゲステロンはいずれも卵巣から分泌されるホルモン。エストロゲンは卵胞ホルモン、プロゲステロンは黄体ホルモンともいいます。
卵巣の中にある卵胞は成長しながら卵胞ホルモンを分泌し、子宮内に子宮内膜を厚くするよう働きかけます。
排卵後、卵子が飛び出した卵胞が黄体に変化し、黄体からプロゲステロンが分泌されると、子宮内膜は受精卵の着床に備えます。
つまり、妊娠に備える黄体期に二つのホルモンを調べることで、子宮内膜や黄体に異常がないか見ることができます。

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年齢は40代前半。家族構成は夫、娘(8歳)です。企業取材中心のお堅い記事ばかり書いていたライター歴19年の母です。子どもが生まれたのを機に、教育や家計などの記事も書くようになりました。資格保持は中学社会1種・高校地理歴史1種教員免許です。子育てポリシーは「子どもは親が知らない未来を生きる」

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