射精障害の症状・診断基準・原因・治療・予防・入院の必要性

腕組みする男性

WHO(世界保健機構)の不妊症原因調査では、男性のみ24%、女性のみ41%、男女とも24%、原因不明11%と報告されています。つまり男性不妊48%、女性不妊65%となっています。原因のひとつとして最近、射精障害が増えています。そこで原因と症状を中心にご紹介します。

射精障害について

近年増加傾向にある膣内射精障害。しかし射精障害の原因には心理的なものと病気の可能性があります。夫婦間で障害が起きると不妊につながることも少なくありません。早速その原因と治療方法についてみていきましょう。

射精障害の症状

症状のイメージ

射精障害とは、勃起には問題はないのに正常に射精できない症状です。射精障害はその症状に応じて以下のような種類があります。

膣内射精障害:自慰(マスターベーション)では射精できるが、性行為で女性の膣内では射精できない状態
早漏:すぐに射精してしまうこと。定義はないものの「30秒で射精してしまう」「女性が満足できないままに射精してしまう」などといわれることがあります。
遅漏:早漏に反して、射精までの時間が長くなりすぎてしまうこと。
逆行性射精:射精時に精液がぼうこう側へと流れてしまうこと。射精感はあっても精液がでない状態
射精反射がない:オーガズム(オルガズム)がなく、精液もでない状態のこと

このうち膣内射精障害、逆行性射精、射精反射がない場合(無射精症)は、不妊症の原因にもなり得ます。中でも多いのが「膣内射精障害」で、女性との性行為で射精できない男性は実はたくさんいるといわれています。ある調査によると、射精障害のうち膣内射精不能が全体の36.8%、早漏・遅漏が21.1%、逆行性射精が21.1%の割合を占めていると報告されています。

合わせて読みたい

乏精子症の症状・診断基準・原因・治療・予防・入院の必要性
乏精子症の症状・診断基準・原因・治療・予防・入院の必要性
最近、男性不妊が注目されてきていますが、一説によると明治時代の男性と現代の男性では平均精子数が半分ぐらいなのではないかといわれています。...

射精障害の診断基準

医師

男性がセックスの際にすぐに射精してしまう、またはなかなか射精しない、あるいは全く射精できずにセックスが成り立たないという場合には、射精障害の可能性を疑う必要があります。心的要因など原因はさまざまなので、まずは専門医に相談することが大切です。

射精障害になる原因

ハートを持つ男性

まず原因として考えられるのは、体に問題があるケースです。男性の射精には、交感神経が大きく関わっているため、交感神経がうまくはたらいていない場合や交感神経を損傷した場合に射精そのものができなくなることがあるそうです。

例えば、過去に開腹手術を受けた・糖尿病を患っている・脊髄を損傷したという男性が、射精ができなくなることがあります。また、射精した感じはあるけど精液がでないという場合にも、交感神経の問題が考えられます。交感神経のはたらきが弱まった場合に逆行性射精を起こすことがあるのです。

そして、持病の治療のために薬を服用していると、その影響で射精障害になることもあります。例えば、前立腺肥大の治療薬では射精障害の副作用が起きることがあるといわれています。ほかにも抗うつ剤の服用で射精障害を起こすことがあるようです。とはいえ、治療を優先するべき場合もありますので、自己判断で薬の服用を中止するのは危険です。医師と相談して検討しましょう。

また、体だけでなく心に原因があるケースもあります。ストレスや不安を抱えていたり、セックスそのものに抵抗感や劣等感があるようなったりする場合は射精障害になりやすいといわれています。体の疲れだけでなく、心の疲れが男性のオーガズム(オルガズム)に影響することも多いようです。

別の原因として、遅漏や膣内射精障害の方に多いといわれているのが、自慰行為(マスターベーション)における問題です。非常に強い刺激でマスターベーションを行っている男性は、女性の膣内の刺激で射精できない状態になってしまうのだとか。このように、男性のこれまでの習慣が射精障害に影響することもあるようです。

合わせて読みたい

精索静脈瘤の症状・診断基準・原因・治療・予防・入院の必要性
精索静脈瘤の症状・診断基準・原因・治療・予防・入院の必要性
男性不妊の原因でもっともポピュラーな疾患にも関わらず、あまり知られていない「精索静脈瘤(せいさくじょうみゃくりゅう)」。男性不妊患者の4...

射精障害の治療法は?

注射器

射精障害の治療法は、症状や原因によっても異なります。逆行性射精のように、薬を服用して正しく射精するように治療するケースもありますが、膣内射精障害や早漏・遅漏の場合には程度に応じてトレーニングが行われるのが一般的です。

例えば、強い刺激を与えるマスターベーションを行っている場合は、膣内と同じような刺激で射精できるようにトレーニングするなど。例えば、数日間禁欲したあとで、刺激の与えすぎないマスターベーションを行い、性交に近い姿勢、軽い刺激で射精ができるようにしていきます。あるいは毎日のマスターベーションは控え、2~3日置きに行うようにすると射精障害が改善しやすくなるといわれています。

また、心理的要因やストレスが背景にある場合は、カウンセリングを受けたりすることも有効です。不妊治療のプレッシャーから射精障害を起こす男性も少なくはないといわれています。女性の体のサポートだけでなく男性へのフォローを行うことも大切です。

漢方薬にハマっている21歳。昨年友人が出産したことをきっかけに、育児のお役立ち情報をリサーチしています。

この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。

購読はいいねが便利です!
射精障害の症状・診断基準・原因・治療・予防・入院の必要性
この記事をお届けした
たまGoo! - 妊活・妊娠・出産・育児の応援サイトの最新ニュース情報を、
いいねしてチェックしよう!

アンケートにご協力くださいm(__)m

不妊治療で受けたことがある治療方法を教えてください[複数回答]

アンケート結果

Loading ... Loading ...

良ければシェアをお願いします。

アプリで
たまGoo! がもっと便利に

iPhone,AndroidのアプリでたまGoo!が便利に。

たまGoo!が便利なアプリになりました。
ちょっとした時間にチェック、電車の中でもサクサク快適。
たまGoo!をより近くに感じてください!

トップへ戻る