日本とは大違い?世界の不妊治療と出産事情 【フランス編】

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フランスの出産事情

2.0人前後という高い特殊出生率を保っているフランス。その理由は、結婚にとらわれない〘新しい家族の形に寛容〙なことや、働く女性も子育てしやすい社会であることなど多岐にわたりますが、不妊治療を取り巻く環境が整っていることも忘れてはなりません。ここでは、フランスの不妊治療と妊娠・出産事情を日本との違いも交えながらお伝えします。

フランスの不妊治療を取り巻く環境とは

不妊治療が「妊活」という言葉で広く知られるようになったのはここ数年のこと。日本でも、不妊治療に関する理解も関心も深まった印象はありますが、不妊治療を阻む様々な要素が大きく改善されたとは言い難い状況です。一方、先進国の中でも不妊治療が受けやすい国として知られるフランス。その違いはどのようなものなのでしょうか?

不妊は疾病、そこからすべてがはじまる

フランスでは不妊を「疾病」と捉えられます。病気は治療するのが当然ですから、不妊治療に対してネガティブなイメージはありません。また、避妊のために10代後半から産婦人科でピルを処方してもらうのが一般的なので、産婦人科を受診する抵抗感も少なく、望んだ時に子どもができなければ躊躇なく受診します。不妊治療を始める平均年齢が日本の37歳に比べ3歳若い34歳であることも特徴の一つで、それは治療の結果に大きな影響をもたらします。

不妊治療をカップルで受けるのは当然のこと

日本でも男性不妊が知られるようにはなってきましたが、不妊治療は女性が受けるものというイメージがいまだ根強くあり、女性側に問題がないと分かった時点で男性側を調べるというのが一般的です。しかし、フランスで不妊はカップルの問題とされ、最初の段階から男女双方が検査を受け、問題があるのは男性側か女性側かあるいは両方かを調べることが当然とされています。

不妊治療のために仕事を休むことができる

女性にとって仕事をしながら不妊治療を行うことは、肉体的にも精神的にも大変な負担となります。フランスでは、不妊は疾病として扱われるため、医師から休業証明書をもらえば男女ともに仕事を休むことができます。「疾病」の内容を伝える義務もありません。ただし、事情を説明した方が協力を得やすくなるのは万国共通。そして、中小企業で休みがとりづらいのは古今東西変わらないようです。

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フランスは不妊治療に公的保険が使える国

フランスは不妊治療に公的保険が使える数少ない国の一つ。けれど、無条件ですべてを負担してもらえるわけではありません。公的保険がカバーしてくれる範囲とはどこまでなのでしょうか?また、フランスではどのような不妊治療が行われているのでしょうか?

公的保険で不妊治療を受けるための条件とは

フランスにはセキュリテソシアルと呼ばれる社会保険制度があります。国民全員が加入するこの保険制度により不妊治療(人工授精6回、体外受精4回が上限)にかかる費用を100%負担してくれるのです。ただし、年齢制限があり給付を受けられるのは女性が43歳の誕生日の前日まで。定められた回数より多くの不妊治療をする場合や、女性が43歳以上の場合、費用は自己負担となります。

フランスの公立病院・私立病院の違いとは

フランスの病院は基本的に予約制。公立病院では、その予約が何か月も先になることや、受診当日に数時間待つことは当たり前。また、検査はこれまた予約をとって検査項目ごとに専門のクリニックを受診し、検査結果を集めなければなりません。待ち時間が少ないのは私立の病院ですが、こちらは自由診療が基本。費用の自己負担が発生することを覚悟する必要があります。

フランスにおける不妊治療とその限界

他国に比べ不妊治療に関する制度は抜きんでているフランスですが、不妊治療の内容は日本と大差はありません。代理母は禁止されていますし、卵子提供は認められているものの無償提供であることとの定めがあるため提供者は少なく、身近に提供を頼める人がいない限り長い期間待つことになります。また、体外受精の成功率も世界的にみるとそれほど高いとは言えません。

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