注意!妊娠中に飲んではいけないサプリメントは?

良ければシェアをお願いします。

サプリメントを持つ女性

妊娠中のお母さんは胎児の成長に欠かせない栄養素を十分に取る必要がありますが、日々の食事だけですべてを補うのは難しいことです。そこで、サプリメントを利用して、必要な栄養を補う人も多いようです。しかし、栄養素によっては過剰な摂取が胎児に悪い影響を及ぼすものもあります。妊娠中に口にしてはいけないものでよく知られているのは、アルコールやたばこなどがあげられます。また、薬の服用にも注意が必要となり、サプリメントにも妊娠中に飲んではいけないものがあります。

今回は、妊娠中に飲んではいけないサプリメントについてご紹介します。

スポンサーリンク

この記事のもくじ - 項目をクリックで該当箇所へ

ビタミンA「レチノール

ビタミンA

妊娠中、過剰に摂取してはいけないものがビタミンAです。妊娠中にビタミンAを過剰摂取すると赤ちゃんの発育に悪い影響を及ぼすことが知られています。しかし、ビタミンAはおなかの赤ちゃんの遺伝子制御や細胞分裂にも必要な赤ちゃんの成長に欠かせないビタミンでもあります。実はビタミンAには動物性由来の「レチノール」と植物性由来の「ベータカロチン」の2種類が存在します。この中で、妊娠中のお母さんが摂取を控えるべきなのは動物性由来の「レチノール」です。「レチノール」は、脂溶性ビタミンともいわれ、水に溶けにくく、油で溶ける性質を持っているため、過剰に摂取してしまうと体の外に排出されにくく体内に蓄積されやすい性質を持っています。そのため、体内に蓄積された「レチノール」が赤ちゃんの成長を妨げ奇形などをともなわせてしまうことがあるため「レチノール」を含むサプリメントは控えてください。

一方、植物由来の「ベータカロチン」は、必要な量の栄養素以外は体外へと排出されるため、妊娠中に必要とされるビタミンAの推奨量670マイクログラムは植物性由来のビタミンA「ベータカロチン」で摂取することとおすすめいたします。

合わせて読みたい

妊婦さんは要注意食材?レバーの意外な落とし穴
妊活中の女性、または妊婦さんにはぜひ気をつけていただきたい食品の1つであるレバー。レバーには、貧血予防の効果などがあり、一見して妊娠中でも食べた方が良い食品なのでは?と思うかもしれませんが、レバーに含まれているある成分に落とし穴があるのです。その成分について、詳しく見ていきましょう。 妊婦...

マルチビタミン

研究

肌荒れや健康維持のためにマルチビタミンサプリメントを日ごろから摂っている人もいますが、このマルチビタミンサプリメントが妊婦に悪影響を及ぼすという研究結果が南デンマーク大学の研究チームによって発表されています。
これは、医学専門誌「International Journal of Epidemiology」で発表された研究結果で、35,000人の妊婦を調査した結果、妊娠の6週間前にマルチビタミンを常用していた場合、早期流産を引き起こす可能性が32パーセントアップしたということです。
なぜマルチビタミンがそのようなリスクを高めるのかは、現在もまだ研究中です。マルチビタミンとの因果関係は詳細に解明されていませんが、まったくマルチビタミンを摂らなかった人と比べた場合に、3から4週間の服用で23パーセント、5から6週間の服用で32パーセントも多く流産の兆候が見られるとの調査結果が得られています。さまざまなビタミンが混合されているマルチビタミンサプリメントの摂取には、妊娠前も含めて十分に注意する必要があります。

合わせて読みたい

妊娠しやすい人、しにくい人の特徴
子どもが欲しいと思っても、なかなか恵まれないと悩む女性は多くいます。特に妊活中は、それがストレスとなり、かえって妊娠しにくい環境を作り出してしまうこともあります。すぐに妊娠の兆候が見られる人と、見られない人には、どのような違いがあるのでしょうか。今回は、「妊娠しやすい人」と「妊娠しにくい...

摂取量に注意

注意

妊娠期間中に必要とされる栄養素でも過剰に摂取することは、おなかの赤ちゃんにもよくありません。また、赤ちゃんの成長に応じて必要な栄養素の摂取量も変化していきます。

たとえば、妊娠の前後に摂取することが必要なビタミンとしてよく知られている葉酸は、厚生労働省が推奨する、400マイクログラムの摂取量が必要な時期は妊娠前の1か月前から妊娠3か月までといわれており、妊娠後期に必要な摂取量は240マイクログラムで、赤ちゃんの成長に応じて摂取量を減らす必要があります。このように、必要な摂取量はそれぞれの栄養素と赤ちゃんの成長に応じて異なるため、サプリメントの摂取量には注意が必要です。

さらに、サプリメントにはさまざまな栄養素が含まれているため、複数のサプリメントを服用する場合には、重複して含まれている栄養素を過剰に摂取してしまう場合があります。また、サプリメントは医薬品とは異なり、品質や規格が統一されていないため含まれる成分を十分に確認する必要があります。

サプリメントがおなかの中の赤ちゃんにどのような影響を及ぼすかは十分なデータがないために、因果関係が十分にわかっていないのが実情です。因果関係を究明するには臨床試験が重要ですが、倫理的に妊婦を臨床試験の対象にすることはできないために、サプリメントの有効性や安全性は十分に明らかとはいえません。妊娠中のサプリメントの服用は、かかりつけの医師や病院の栄養士などと相談しながら、適切な時期に適切なサプリメントを摂取するように心がけてください。

おわりに

今回は、妊娠中に飲んではいけないサプリメントについてご紹介してきました。妊娠中にお母さんが摂る栄養素は、おなかの赤ちゃんの成長に大きな影響を及ぼします。かかりつけの医師や栄養士に相談するとともに、今回ご紹介したサプリメントの注意点を参考にして、栄養補給のサポートにサプリメントを上手に役立ててください。

ピックアップ

食べても大丈夫?妊婦さんに注意が必要な魚の種類と摂取量
妊娠中はできるだけバランスの良い食生活を送る必要があります。例えばチーズであればナチュラルチーズは駄目だけれど、プロセスチーズは良いなど、生食であれば火を通せば食べることが可能とされているように、魚もまた、そのように気をつけなければならない食材の中の1つです。 魚といってもその種類は豊富にあり...
なぜだめなの?妊婦のカフェインによる影響と守るべき摂取量
市場調査会社のカンター・ジャパンのグローバル・モニター調査によると、毎日コーヒーを飲む人とミネラルウォーターを飲む人の割合では、コーヒーと答えた方が64%で、ミネラルウォーターと答えた方が19%という結果になったそうです。64%という数値は、世界順位でも5位という位置にあり、実に多くの日本人がミ...
妊娠中に食べるといいものと食べてはいけないもの
妊娠中は、体にいいものを意識した食事内容にしていれば基本的に問題ありません。しかし、中には胎児に悪影響が出てしまう食べものもあります。 ここでは、妊娠中に食べるといいものと食べてはいけないもの、食べ過ぎないようにしたいものをご紹介します。 妊娠中は食事内容に気を配りましょう 妊娠中、胎...
22歳。B型。既婚。
現在妊娠9ヶ月。妊娠中の食欲が増す、太りやすくなるを完全になめきっていたため、妊娠前とくらべて20kg近く体重が増加しました。
妊娠の経験を活かし、妊娠中の注意点、妊娠中に必要な基礎知識の記事を担当。

この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。

購読はいいねが便利です!
注意!妊娠中に飲んではいけないサプリメントは?
この記事をお届けした
たまGoo! - 妊活・妊娠・出産・育児の応援サイトの最新ニュース情報を、
いいねしてチェックしよう!
スポンサーリンク
あわせて読みたい

良ければシェアをお願いします。

トップへ戻る