【医師監修】産婦人科での妊娠検査はいつからできる?内容と費用について

監修医師プロフィール:山口乃里子先生の写真山口乃里子 先生

平成20年医師免許取得 東京慈恵会医科大学附属勤務。

同性だからこその目線を活かし、婦人科全般の関わる疾患に対応ができ、きめ細かな対応で妊産婦に寄り添った診察を心がけています。また、大学病院に限らず地域の病院でも非常勤ながら診察を行い、常に患者様・ご家族の目線に立った治療に努めており、常に「素直、真面目、感謝の心」を考え対応しています。

妊娠検査

妊娠したかもしれないと思ったら、産婦人科で妊娠検査をしてもらわなければなりません。しかし、初めての方は多くの不安も抱えているものですよね。では、いつから産婦人科での妊娠検査はできるのでしょうか。どのような検査があって、費用はどのくらいでしょうか。ここでは、産婦人科での妊娠検査についてお話していきます。

検査にはいつ頃行けばいいの?

妊娠検査薬

妊娠検査は、時期が早すぎるとはっきりした結果がわからず、遅すぎると異常妊娠などの発見が遅れる危険があります。

ここでは、検査に行くベストタイミングについて触れたいと思います。

正常妊娠が確認できるのは5週目以降

まず、最終月経の開始日を思い出しましょう。その日が、妊娠週を数える起点になります。通常、28日周期の場合、妊娠していなければ、4週目に月経が来ることになりますよね。予定日を過ぎても月経がない場合、市販の妊娠検査薬を使えば、妊娠検査をすることが可能です。国内の商品では、生理予定日から1週間後から使用できる検査薬が一般的で、これが陽性になれば妊娠と判断します。まれに生理予定日付近でも陽性となる方もいるようですが、受精は起こっても着床ができない「化学流産」でも陽性になることがあるためこの時期の検査は推奨できません。

また、運よく妊娠4週で検査薬が陽性になってもこの段階では、いかに産婦人科であっても正常妊娠をはっきりと確認することはできません。確認基準となる胎嚢(たい)のうと、赤ちゃんの心拍がこの時期では確認できないからです。通常、妊娠5週目で胎嚢(たい)のうができ、妊娠6週目でやっと心拍が確認できるようになります。ただし、排卵日は人によりさまざまですので、仮に最後の生理から5週目であっても胎嚢が見えないことがあります。正常妊娠がはっきり確認できないと、日を改めての再診をすすめられるでしょう。

検査が遅れるとリスクも

産婦人科での初回検査時期が遅すぎると、子宮外妊娠や胞状奇胎、流産などの発見が遅れるというリスクがあります。腹痛や出血などの症状が出たら、すぐに検査を受けてください。

これらの要素をふまえると、産婦人科で妊娠検査を行う目安の時期は妊娠5週目〜6週目、つまり月経予定日から1〜2週間後ということになります。人気のある産院では、妊娠7週目の時点で出産予約がいっぱいになってしまうこともあるため、注意してください。

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具体的な検査内容とは

身体測定

産婦人科の妊娠検査では、まず、問診や身長体重測定、血液検査や尿検査などが行われます。その後、内診・超音波検査と続いていきます。それでは、その内容を詳しく見ていきましょう。

問診と基本検査項目

主な問診の内容は、最終月経の開始日、月経の周期、過去の妊娠・出産・流産・中絶などについてです。持病やアレルギーについて、また、飲酒や喫煙などの生活習慣についても詳細に聞かれるでしょう。

血圧や、身長体重測定は、今後の検診のために欠かせない検査です。主に体重を管理する目安としての目的で行われます。妊娠検査は、市販の妊娠検査薬と同様に、尿検査にて行われ、血液検査では、血液型や貧血、感染症などの確認がなされます。

内診は膣(ちつ)内検査を中心に

内診では、膣(ちつ)の中に指を入れ、子宮の位置や大きさ、柔らかさ、出血の有無などを調べ、膣鏡という器具を使って異常がないのかをチェックします。膣(ちつ)内の細胞や分泌物も採取され、感染症のおそれがないかもあわせてチェックするのです。

専用の内診台で、両足を広げた姿勢になるため、気が進まない診察かもしれませんが、子宮や膣(ちつ)の様子を知る、とても大切な検査です。大抵の場合、仕切り用のカーテンがあり、顔が見えないように配慮されています。

超音波検査では、胎児の心拍や発育状態、子宮や卵巣の健康状態を確認します。放射線を用いた検査ではないため、お母さんや赤ちゃんへの影響はありません。妊娠初期には、経膣プローベという棒状の装置を使用して行われます。膣(ちつ)の中に挿入して検査をするため、赤ちゃんを、より近い位置で観察できます。経膣プローベを用いた検査のみで、触診はしないケースもあります。できるだけリラックスして、検査にのぞみましょう。

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29歳。B型。独身。 妊活のみならず、女性に関するコラムを多数執筆。料理の腕前を磨くため、資格取得に向けて勉強中。「難しい事柄を、誰にでも分かりやすく」をモットーに、食品、食生活に関する執筆を主に担当。

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