助産院で産みたい!助産院で産める人?産めない人もいるの?その違いは?

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助産院で産みたい!助産院で産める人?産めない人もいるの?その違いは?

気心の知れた人たちに囲まれてまるで自宅にいるようなアットホームであたたかい雰囲気の中で出産を迎えられる「助産院」。そんな魅力にひかれて「助産院で出産を」と考えている方もいることでしょう。

そこで、助産院とはどんな場所か?助産院で産める人、産めない人、その違いについてスポットを当ててご紹介していきましょう。

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助産院っていったいどんな場所なの?

助産院は、国家資格を持った助産師が経営する「分娩を助ける場所」です。主に妊婦と新生児保健指導が業務の中心となります。

助産院には総合病院や産婦人科と違い医師がいません。つまり医療行為ができない、あくまで「助産」をする場所なのです。

日本での助産師の歴史の変遷と現状

世界で最古の助産師に関する記述は、紀元前の古代エジプトにまでさかのぼります。

日本では、戦前に「産婆」や「産婆さん」と呼ばれていましたが、1948年(昭和23年)に産婆から「助産婦」へ改称になり、さらに時を経た2002年(平成14年)に助産婦から現在の「」に改称になりました。

イギリスやアメリカ、オーストラリアなどの欧米諸国では男性にも助産師資格が与えられますが、日本では2016年現在、女性に限られています。

助産院の施設にはどんなものがあるの?

助産院の施設は医療法施行規則第17条により、換気や採光のほか、照明や除湿、避難などの環境設備を適切なものにしなければならず、ベット数を9床以下にするなどの基準が設けられています。

また、助産師自身は医療行為を行えないため医療法により嘱託医師を1名以上定めなければなりません。助産所は助産師の自宅で開業しているケースもあります。

助産院は総合病院や産婦人科とどこが違うの?

助産院が総合病院や産婦人科と大きく違う点は、医師がいないことです。欧米諸国、特にアメリカでは、胎児のエコー検査や子宮頸がん検査なども助産師ができるようになっていますが、日本では助産師に医療行為をする資格は与えられていません。

ですから、おのずと日本の助産院はリスクの伴わない自然分娩のみを扱う場所になっています。逆子の場合も助産院では分娩はできません。

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助産院での出産の魅力はどんな点?

出産は未知数のものです。安全な出産だと思っていても思わぬアクシデントが起こることも考えられます。そんなとき医師がいないというデメリットは、小さなものではありません。

それでも、助産院で出産を希望する人は年々増えてきています。助産院の魅力とはどんな点にあるのでしょうか?

助産師とマンツーマンの信頼関係を築ける助産院

助産院の魅力のひとつは、助産師と妊婦がマンツーマンの深い信頼関係を築けることにあります。疑問に思うことや心配なことは、じっくり納得がいくまで話し合うことができます。

小規模だからこそ実現可能な助産師と妊婦との深い信頼関係の構築。この点が患者数が多く、ビジネスライクになりがちな総合病院や産婦人科病院には物理的に対抗できない大きな利点だと言えます。

心のこもったきめ細かいサービスが可能な助産院

助産師とマンツーマンの信頼関係を築くことできれば、よりきめの細かい心のこもったサービスを受けることができます。まるで母や姉のように。

相性の合う助産師さんと出会うことができれば、これほど心強いことはないでしょう。また、立位や水中分娩など、自分が希望する分娩スタイルが自由に選べるのも助産院の良い点ですね。

昔ながらの自然なお産ができる場所が助産院

昔はみな自宅で助産師の前身である「産婆さん」の力を借りて出産していました。自宅の布団の上で自分の望んだスタイルで子どもを産む。とても素敵なことですよね。

助産院では、自宅での出産に近い状態での出産が可能です。けれど、助産院によってそれぞれ出産に対する考え方も大きく違います。

水中出産したかったのに、できない」そんなケースもあるので、助産院だから自由にできるとは思いこまずに、何事も事前確認しておくことが行き違いを防ぐポイントです。

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助産院で産める人、産めない人がいます

医師がいないため、医療行為ができない助産院では、自然分娩できることが利用できる条件になっています。つまり、少しでもリスクを伴う出産の場合は、残念ながら助産院での出産はできないということになります。

では、実際にはどんなリスクがあるのでしょうか?

助産院で産める人ってどんな人?

すでに述べたように助産院で出産できるのはリスクを伴わない自然分娩が可能な人です。妊婦本人にもお腹の中の子どもにも問題がなく、医療行為の必要がない人が助産院での出産を選択できるのです。

万が一、出産途中に医療行為が必要な状況になった場合は、連携する総合病院や産婦人科病院への移送という形を取ることになります。

助産院で産めない人ってどんな人?

それでは、助産院で出産できない人は、具体的にどんな人なのでしょうか?出産のリスクには、主に母体の持つリスクとお腹の中の胎児が待つリスクがあります。

母体では、合併症(喘息、甲状腺異常など)がある人、感染症(肝炎やHIVなど)がある人、子宮異常(筋腫など)がある人。胎児では、逆子の人、異常(奇形など)がある人、多胎(双子以上)の人はリスクが高いので、助産院での出産ができません。

助産院での出産を選ぶときの心構え

母体も健康でお腹の中の胎児にも異常が見られない。まず自然分娩が可能だろうと助産院での出産を選択した場合でも出産時の不測の事態を考慮しておきましょう。

もしも医療行為が必要になった場合、どんなタイミングでどこの病院に移送されるのか、事前に確認しておく。それがより安全に助産院での出産を迎えるために必要なことです。

まとめ

助産院とはどんな場所か?助産院で産める人、産めない人、その違いについてスポットを当ててご紹介してきましたが、いかがでしたか?

昔ながらのアットホームな雰囲気の中で、自然な出産ができるというメリットや、不測の事態に医療行為が受けられないというデメリットをよく考え合わせた上で、出産をより良いものにしてくださいね。

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