妊婦さんは要注意食材?レバーの意外な落とし穴

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レバー

妊活中の女性、または妊婦さんにはぜひ気をつけていただきたい食品の1つであるレバー。レバーには、貧血予防の効果などがあり、一見して妊娠中でも食べた方が良い食品なのでは?と思うかもしれませんが、レバーに含まれているある成分に落とし穴があるのです。その成分について、詳しく見ていきましょう。

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妊婦さんは注意が必要なワケ

注意する女性

レバーにはレチノールとよばれるビタミンAが含まれており、水に溶けにくく油で溶ける性質を持っているため、大量に摂取すると排出されずに蓄積してしまいます。栄養素としては、一概に体に悪いものというわけではありませんが、推奨される摂取量や上限摂取量を守る必要があります。

なぜならば、妊婦さんがレチノールを大量に摂取することで、胎児の奇形や先天異常などの発症リスクが高まる可能性があるからです。

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各レバーの成分

メモ

鶏・豚・牛のレバーにそれぞれ含まれている成分です。(主要となる成分のみを抜粋)

 鶏レバー豚レバー牛レバー





成分
ビタミンA(レチノール)、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、パントテン酸、ビオチン、ビタミンC、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、ヨウ素、セレン、モリブデンビタミンA(レチノール)、ビタミンE、ビタミンK、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、パントテン酸、ビオチン、ビタミンC、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、ヨウ素、セレン、モリブデンビタミンA(レチノール)、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、パントテン酸、ビオチン、ビタミンC、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデン

各レバーのレチノール含有量

内閣府の食品安全委員会の「日本食品標準成分表」では、鶏レバー・豚レバー・牛レバー100gに含まれるレチノール含有量を下記としています。

 鶏レバー(100g)豚レバー(100g)牛レバー(100g)
レチノール量14,000μg13,000μg1,100μg
カロリー111kcal128kcal132kcal

レバー以外の食品では、あんこうの肝が100g中8,300μg、うなぎの肝が100g中4,400μgと、レチノールを多く含む食品があげられます。

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1日のビタミンA(レチノール)摂取量

厚生労働省の、「日本人の食事摂取基準について」(2015年度版)を参考に、ビタミンA(レチノール)の1日の推定平均必要量から上限摂取量を下記の表にまとめてみました。

対象推定平均必要量推奨量上限量
18~29歳450μg650μg2,700μg
30~24歳500μg700μg2,700μg
妊娠初期+0μg+0μg2,700μg
妊娠中期+0μg+0μg2,700μg
妊娠後期+60μg+80μg2,700μg
授乳中+300μg+420μg2,700μg

妊婦さんのビタミンA(レチノール)の1日の上限摂取量は、18~49歳の場合2,700μgとなります。しかし、豚レバー・鶏レバーは、100gの量でも13,000~14,000μgものレチノールが摂取できてしまうため、妊婦さんや授乳中の方は控えていただく必要があります。

おわりに

レバーの中でも、牛レバーは、100gで1,100μgとなっており、上限摂取量を超えることはありませんが、日常の食生活で少なからず他の食品からもビタミンA(レチノール)を摂取している可能性があるため、食べるようであれば、他に食べる食品に含まれているレチノール量を計算して食べる必要があります。

そうはいっても、内閣府の食品安全委員会では、

「妊娠中又は妊娠を希望する女性は、 A を含むサプリメントを摂らないこと。また、レバー及びレバー製品を摂らないこと。」

としているため、極力レバーは控えることをおすすめします。

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28歳。AB型。主婦。
主婦歴2年目に突入。最近実家に旦那と引っ越して、妊娠と出産に向けて本腰をいれて貯金と妊活を開始。妊娠するうえで大切な基礎体温から妊婦生活を送る上で気をつけるべきことなど、「生活」に関する記事の執筆を主に担当。
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