忙しくてごはんを作れないとき、作り置きサラダがあると便利です。買ってきたお惣菜や冷凍食品にプラスして食卓を整えましょう。子どもが好きな卵やマヨネーズを使って、2~3日保存できるサラダを作っておけば、いざというときに助けになりますよ。作り置きサラダの保存方法やレシピをご紹介します。
作り置きサラダをおいしく食べるコツ
ポテトサラダにマカロニサラダ、サラダと名前がついていても、フレッシュな野菜がメインとは限りません。サラダの種類は千差万別。野菜や食材、調味料の組み合わせでいろいろな楽しみ方ができます。作り置きに向いている食材を使って、調理のコツを押さえれば、作り置きでもおいしく食べられるサラダができます。
水分が出ないように作る
さまざまな種類があるとはいえ、サラダのメインはやはり野菜になるでしょう。毎日の食事で不足しがちなミネラルやビタミンを補うためにも、なるべく野菜を使った作り置きサラダを用意したいですね。野菜を保存するときに、気を付けたいのが「水分」です。水分が出ると、雑菌が繁殖しやすくなり、いたみも早くなります。作り置きサラダを作るときは、野菜から水分が出ないような工夫が必要です。ひとつには、野菜を大きめに切ること。切り口が少ないと水も出にくいです。そしてレタスなどの葉物野菜は、できれば手でちぎること。野菜は金気を嫌うので、切り口からいたみが出てきやすいのです。切った生野菜には、油をからめて保存しましょう。
2~3日で食べ切りを目指そう
作り置きとはいえ、冷蔵保存するのは2~3日が限度です。1週間ももつわけではないので、気を付けてください。長く保存したい場合は、冷凍保存するのもひとつの方法ですが、食材によっては保存できないものがあります。水分が多い食材は冷凍に向かないので、あまりおすすめはしません。冷蔵庫で保存するときは、密封できる容器に小分けにしておくと便利です。そのまま食卓に出せるようなシンプルな容器に入れておけば、サッと出すだけでいいので、手間が省けます。少量パックにしておけば、小腹が空いたときにおやつ代わりに食べられ、ダイエットにもいいですよ。
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作り置きサラダを安全に作る方法
作り置きサラダは作ってすぐに食べるわけではないので、保存中にいたまないよう、万全の注意が必要です。調理中に気を付けておきたいことがいくつかありますので、心にとめておいてください。
保存容器は消毒した方がベター
サラダを保存する容器は、きちんと消毒した方が安全です。でも「忙しくてそんな時間がない!」という方も多いですね。しっかりした耐熱容器でないと、煮沸したり熱湯をかけたりすると容器が変形してしまうおそれもありますから、難しいところです。そうした場合は、殺菌効果のある食器用洗剤で容器を洗うようにしてみてください。消毒用アルコールをシュッとひと吹きしてもいいです。どちらにしても、容器に水分が残らないようにしっかり乾かしてから使いましょう。ふたの消毒も忘れずに。
容器に日付をメモしよう
冷蔵庫のなかは、いつもきれいですか?使い残しのにんじんや乾いたショウガなんかがすみの方に隠れていたりしませんか。いつもきれいにしてチェックしている人は別ですが、忙しい毎日ではついつい中身のことを忘れがちになります。作り置きサラダを保存容器に入れたら、日付をメモしておきましょう。マスキングテープを貼ってフェルトペンで書くという方法が簡単です。後で捨てようと思っていたサラダを家族が食べてしまった……という事故も防げます。
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