
用語ラクトフェリン
読み方らくとふぇりん
ラクトフェリンについて
タンパク質の一種で、母乳をはじめ牛乳、哺乳類の涙や唾液、鼻、腸などの体液に含まれています。そのなかでも初乳に含まれているラクトフェリンは通常の7倍もの量を含んでおり、乳児への細菌感染を防ぐ働きがあるとされています。その他の用途では、胃や腸の潰瘍、下痢、C型肝炎などの治療に用いられたり、がん予防や免疫系の刺激、鉄の吸収率などをあげたりするのに利用されています。
ラクトフェリンの効果は?
初乳に含まれるラクトフェリンは乳児の細菌感染を防ぐとされ、その他の用途では胃や腸の潰瘍、下痢、C型肝炎などの治療や、がん予防や免疫系の刺激、鉄の吸収率を向上させるのに有効とされています。
ラクトフェリンの副作用
下痢はじめ、過剰摂取により食欲減退、疲労、寒気、便秘、発疹などを引き起こす恐れがあります。
妊活中の摂取に関して
過剰摂取により副作用を引き起こす恐れがあるため、通常の食品に含まれる量の範囲で摂取してください。
妊娠中・授乳期の摂取に関して
妊娠中および授乳期の摂取では通常の食品に含まれる量であれば安全とされていますが、過剰摂取は安全とされる臨床データが不十分なため控えてください。
参考文献
健康食品・サプリメント[成分]のすべて2017 一般社団法人 日本健康食品・サプリメント情報センター
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