不妊の原因は女性だけ?精子と年齢の関係

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子どもを望む夫婦

「赤ちゃんがほしいな」と思ってはいるけれど、なかなか妊娠できない…とお悩みの方は多くいらっしゃるかと思います。出産をするのは女性ですから、つい「妊娠」となると女性に注目してしまいますが、不妊の原因は男性にもあるのです。男性の場合、「精子」や「乏精子症」などの病気が不妊の原因として挙げられますが、今回ご紹介するのは病気ではありません!実は年を取るにつれて、妊娠する確率はどんどん下がっていくのです。

深い関わりのある精子と年齢。精子が衰えてしまう原因や予防法をご紹介いたしますので、不妊にお悩みの方はぜひご一読ください。

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そもそも精子って?

精子

普段生活をしている分にはじっくり精子について考えることはありませんよね。しかし、赤ちゃんをほしいと思っている方はきちんと知っておく必要があります。ここで精子はどのようなものなのかを学んでいきましょう。

女性は胎児のうちに卵子を体内で生産しますから、年齢を重ねると同じように卵子は劣化していきます。一方の精子は10歳くらいから作られるとされており、女性に比べると少し遅めです。そして卵子との大きな違いは「毎日」1億程度作られるという点です。しかし、精子となって誕生するまでには約80日という時間を要しているため、射精時に出た精子はそのときの細胞が元になっていると考えられています。

そのため、射精時に健康な状態だったとしても80日前の体調が悪ければ、その精子は完全に健康な状態とは言い難いということになります。「でも毎日作られているなら劣化することなんてないのでは?」と思った方はいらっしゃいませんか?そんな疑問を解決すべく、次項では精子が劣化してしまう原因について解説していきます。

精子が劣化する原因

コンビニ弁当を食べる男性

精子は毎日新しく作られますが、その精子を生み出す身体は毎日新しいものに取り換えることはできません。つまり、精子が劣化する原因はその人の身体にあるということです。主な原因は以下の3つと考えられています。

病気である、または 病気をした経験がある

不妊の原因となる無精子症などの病気以外でも、何らかの病気で体調を崩している場合には精子が劣化すると考えられています。病名がはっきりしているものであれば、治療をすることで劣化を抑えることは可能ですが、原因が曖昧な場合は劣化を避けることは難しいとされています。

35歳以上である

精子は35歳から40歳になると自然と老化していきます。40歳半ばになるとさらに老化のスピードは速くなるとされています。

生活習慣の乱れによるもの

コンビニのご飯ばかりを食べていたり、運動していなかったり、喫煙していたり、と不摂生な生活を送っていると精子の老化は早まると言われています。また、老化が進むだけではなく、奇形の赤ちゃんが生まれてくる原因ともなる精子を作り出してしまうのです。「生活スタイルが乱れているかも…」と感じた場合には、今日からでも摂生に努めましょう。

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精子が劣化すると起こる問題って?

中年男性

お父さんとなる方が35歳以上の方の場合、精子の劣化は始まっているということは先ほどご説明いたしました。ここでは劣化した精子が妊娠に際してどのような影響を与えるかについて解説していきます!

1.能力の低下

「精子の劣化=精子の元気がない」ということ。劣化した精子は卵子を活性化させる能力が下がってしまっているのです。つまり、受精能力が下がり、妊娠しにくくなってしまうという問題が発生するのです。

2.自然流産の確率が上がる

45歳以上の男性の場合、25歳以下の男性に比べて精子に元気がありません。それにより、25歳以下の男性に比べて2倍程度自然流産の確率が高いという検査結果が発表されています。また、先に述べたように、奇形の赤ちゃんが生まれてきてしまう確率も高まってしまうとされています。

3.持病を持って生まれてくる確率が上がる

お父さんとなる方の年齢が高ければ高いほど、この確率は上がるとされています。具体的な病気としては「統合失調症」や「自閉症」、「小児がん」、「1型糖尿病」が挙げられています。これは遺伝というよりも、身体の老化による精子の劣化が原因と考えられています。

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それでも子どもが欲しい!

若い夫婦

魔法使いでもない限り、45歳の人を25歳に若返らせることはできません。しかし「年齢のせいで子どもをあきらめたくない」というご夫婦はたくさんいらっしゃると思います。そんな方たちのために、ちょっとした精子の若返らせ方や、赤ちゃんを授かるための方法をご提案いたします。妊娠できなくてお悩みの方はぜひ参考にしてみてくださいね。

1.リコピンやビタミンEを多く摂取して、精子を若返らせる

正確には「抗酸化物質」というものが精子を若返らせるカギです。抗酸化物質とは活性化酸素という、身体の老化を早める働きをするものを退治してくれる物質なのです。

その抗酸化物質が多く含まれていて、日常生活において簡単に摂取できるのが「リコピン」です。リコピンはトマトやスイカに多く含まれている成分で、精子の質を格段に改善してくれます。さらにカボチャやアアーモンドに多く含まれている「ビタミンE」は、精子の量を増やしてくれるという役割もあります。

まずは食生活を改善することから、気軽に始めてみましょう。

2.生活習慣の見直しで精子を元気に!

加齢も精子の劣化に関わってきますが、前述のように生活習慣も精子の劣化に大きな関係があります。自分の生活スタイルを見直して、規則正しい生活を心がけることも大切な妊活のひとつなのです。

3.夫婦で産婦人科に行ってみる

30歳を過ぎ、約1年近く妊娠しなかった場合は不妊ということが考えられます。女性、男性のどちらかが病院に行くのではなく、夫婦一緒に行くことが重要です。自分たちでは気が付かないところに原因がある場合もありますから、一度プロの目で診てもらう機会を設けると良いでしょう。

4.新しい「妊娠方法」を検討してみる

夫婦ともに40歳近い場合には、男性女性ともに自然妊娠は難しいこともあります。もちろん可能性は0ではありませんが、リスクがあるということも頭に入れておきましょう。人工授精体外受精など、方法はさまざまです。色々なことを試したあとに検討してみても良いかもしれませんね。

おわりに

年齢を重ねると妊娠や出産が難しくなることは事実です。しかし、少ないながらも改善する方法はあります。「年だから…」とあきらめる必要はありません。女性、男性、それぞれに考えられそうな原因を探してお互いに問題点を改善していきましょう。問題が解決できたら、赤ちゃんがあなたのもとへやって来る日も近いはず!あきらめずに頑張って摂生や改善に努めましょう。

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