高齢出産の年齢は何歳から?リスクを減らす五つのポイントとうれしい三つのメリット

母と娘
「30を過ぎてから結婚をしたので、妊活にとり組むのが遅くなってしまった…」昨今ではそう思っていらっしゃる方も多いかもしれません。
高齢出産とは、日本産科婦人科学会によると35歳以上で出産することを指し、流産や早産、難産の確率が上がるリスクがあるといわれています。ですが一方で、若返り効果や精神的な面、経済的な面で余裕をもって子育てに望めるといったような隠れたメリットが存在するのも事実です。それらを踏まえた上で、このページでは高齢出産のリスクを減らす五つのポイントとうれしいメリットについて、詳しくご説明していきたいと思います。

高齢出産のリスクについて

医師と妊婦
高齢出産は、35歳以上で出産をすることです。日本のみならず世界にも高齢出産の人が増えてきているようで、世界記録としてはインド人で何と70歳という方がいます。この方は体外受精でしたが、それでもすごいことですよね。
自然妊娠ではイギリス人女性の59歳の方が最高齢と記録されています。このように、かなりの高齢であっても妊娠した事例は存在していますので、高齢出産は決して不可能とはいえません。

妊娠率の低さ

妊娠の確率は、高齢出産にあてはまる方でなくても、とても高いものとはいえません。パーセンテージにしていえば、25歳から30代前半の方でも25~30%の確率なのです。しかも、誰もがその数字にあてはまるわけではなく、生理周期・体調・ストレスによって変化します。つまり、若いからといって100%妊娠するかというとそうではないのです。
もちろん、25歳~30代前半の若い方と高齢出産の方の妊娠率には大きく差がありますが、確率が0ではない以上、希望をもって妊活を進めていくことができます。
【年代別妊娠率】

年代妊娠率
25歳25~30%
30歳25~30%
35歳18%
40歳5%
45歳1%

染色体異常やダウン症になる確率が高まる

染色体の異常によって起こるとされている流産は、年齢が上がると同時にその確率が高まるとされています。その原因の一つが卵子の老化です。卵子は、年齢を重ねるほどに運動率が落ちてしまい、妊娠を継続していく力が弱まるといわれています。流産は非常に残念なことですが、妊婦さんの管理不足など不注意によるものではないため、どうしようもありません。
また、卵子の老化によって引き起こされるもう一つのリスクが染色体異常です。染色体異常の中でもっとも多いとされているリスクがダウン症ですが、その発症率は年齢が上がれば上がるほど高まります。年代別におけるダウン症発生率は、20代で0.1%、35歳で0.5%、40歳で1%です。以下の表にもありますが、45歳になると流産率は50%、ダウン症の発症率も1/30にまで高まってしまいます。

年代流産率染色体異常発症率(人)ダウン症発生率(人)
25歳10%1/14761/1250
30歳15%1/3841/952
35歳20%1/3841/270
40歳40%1/661/90
45歳50%1/211/30

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高齢出産のリスクを減らすための五つのポイント

看護師
ここまでは、高齢出産のリスクについて説明をしてきました。では、それらのリスクを減らすにはどうしたらよいのでしょうか。
それは、普段の体調管理の徹底に他なりません。このパートでは、高齢出産のリスクを少しでも軽減するためにできる五つのポイントについてお話します。

葉酸サプリを飲む

現在、もっとも有効な手段といわれているのが「葉酸」の摂取です。最近では、サプリメントの種類も豊富に出てきており、手軽に葉酸を摂取することができるようになりました。
葉酸の具体的な効能としては、卵子の細胞分裂に直接作用することができ、卵子の老化から引き起こされる染色体異常を防止するというものです。胎児の身体が形成される細胞分裂時に重要な補酵素となってくれます。
アメリカで行われた研究では、全体のおよそ70%が染色体異常を減らすことができたという驚異的な結果が出ました。葉酸が妊婦さんの体調管理に大きく役立つということは、すでに周知の事実になっています。

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野菜を多めにとる

1日あたり約350gの野菜をとると、十分なビタミンやミネラルを補充することができるといわれています。野菜はカロリーが低い上に食物繊維も多く、体重の増加を抑えることにもつながります。特にブロッコリーやキャベツ、ケールなどの葉物野菜には、女性ホルモンを調整してくれる働きがあり、妊娠高血圧症や妊娠糖尿病といった妊婦さん特有のリスクを回避してくれます。
このように野菜を多めに摂取するなど、よりバランスのとれた食事を心かけることで妊娠を継続する力が付いていきます。

痩せすぎ、太り過ぎに注意する

無事に出産期を迎えられたとしても、高齢出産の場合には難産になりやすいという問題も出てきます。年齢を重ねれば重ねるほど、産道は硬くなってしまい骨盤も開きにくくなりますから、当然リスクは高まりますよね。
それではどうしたらよいのかというと、ズバリ体重管理をしっかりとすることです。先述した野菜中心の食生活を頑張って続けることで、理想的な体重の推移を実現できると思います。出産時に+12kgくらいまでであれば、安産になる可能性がグンッと上がります。

血行不良の改善

年齢を重ねれば誰でも筋肉量が少なくなり、若い時に比べ血行が悪くなります。血行が悪くなれば、それだけ卵子の老化も早まってしまいますので、妊娠中には特に注意しなければなりません。また、血行不良によって妊娠率が低下してしまうということもいわれています。
もちろん、老化現象については人それぞれ個人差がありますが、規則正しい生活やバランスのとれた食事、適度な運動をするなどして血行不良を改善することで妊活に好影響をもたらすことは間違いありません。

ストレスをかかえない

ストレスというのは、数値で表すことができないものです。それだけに対処も難しいですし、果たして今どのくらいストレスがたまっているのかということを自分自身でも把握できないというところがやっかいですね。
ストレスがたまっていくと、子宮への血液循環がどんどん悪くなり、赤ちゃんが住みにくい子宮環境になってしまいます。妊活中はもちろんのこと、妊娠中は特に精神的な安定を図るよう配慮しましょう。趣味などの好きなことに没頭するのもよいですし、散歩をするなどの気分転換も非常に大切です。

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30歳。AB型。主婦。 主婦歴4年目に突入。実家に旦那と引っ越して、妊娠と出産に向けて本腰をいれて貯金と妊活を開始。30歳になる手前で第一子を妊娠し、無事に出産。現在は子育てと両立しながら、妊娠するうえで大切な基礎体温から妊婦生活を送る上で気をつけるべきことなど、「生活」に関する記事の執筆を主に担当。

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