子どもが人一倍敏感。もしかしたら「HSC」かも?その特徴とは

HSCの子ども
HSCとは「High Sensitive Child」の略です。日本語に訳せば「とても敏感な子ども」になります。「うちの子は他の子と比べて人一倍敏感な気がする」と思っているママは意外と多いのではないでしょうか。今回は、ママの漠然とした「うちの子大丈夫?」という心配を希望や期待に変える考え方を紹介します。

HSCって何?

子どものストレス
HSCという言葉は、1996年ごろにアメリカの心理学者によって生み出されました。HSCという言葉が日本で使われるようになったのは2000年以降のことです。それまではHSCは「感受性の強い子」と思われるだけだったかもしれません。まずは「HSCとは何か」を詳しく解説します。

「とても敏感」「とても感受性が強い」子ども

HSCの子どもは、周囲の状況や音、人間関係にとても敏感です。学校のような集団生活の中では「鈍感なくらいがちょうどいい」のかもしれませんが、HSCの子どもは敏感に変化や状況を察知するため、人一倍ストレスを感じているかもしれません。自分自身が受けていることだけでなく、周りでおきていることにも敏感なため、ママや周囲が気にとめていなかったことにも影響を受けます。

HSCのケースは…

  • ゴワゴワした衣服など、体が刺激に敏感
  • 注射など痛いのが苦手
  • まずしい光、騒音、くさいにおいなどが苦手
  • 小さい虫やお化け屋敷など驚く系が苦手
  • クラス替えなどの変化が苦手
  • ほこりっぽい、空気が汚い場所は苦手
  • 困っている人などにやさしい
  • 一人の時間が好き
  • 二つのことを同時にするとパニックになる
  • 正義感がとても強い
  • 空想などが好き
  • アートや自然にとても感動する
  • 人に気をつかう
  • 小さな変化に気がつく
  • 平和主義
  • 人に見られると緊張する

子どもの約20%はHSC

HSCという名前がつくと「特別なこと」と思うかもしれません。しかし、子どもの約20%はHSCといわれているのです。ほとんどの子どもは、大人よりも好奇心や探求心があるため、周りの変化にいち早く気がつきます。HSCと名前がつくと「異常なこと?」と心配になりますが、言い換えれば「子どもの中で感受性が強い上位20%をHSCという」ということなのです。

HSCは病気ではなく「気質」

HSCは病気ではありません。生まれ持っての気質です。気質は、治す必要も矯正する必要もありません。「ふつう」よりも個性が強いだけなのです。今は、ママが小学生だった時代よりも「みんなと同じ」が好まれる時代かもしれません。特に日本の学校では「協調性と社会性」を大切にする傾向があります。そのため、個性が強いHSCの子どもは、いい意味でも悪い意味でも目立ってしまうのかもしれません。

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HSCの子どもの特徴

一人の時間が好き
HSCの子どもには「敏感だからこそ」の特徴があります。敏感に反応できることは心配なことではなく、特徴であり長所にもなるのです。ここからは、HSCの子どもの特徴を紹介します。「敏感」というあいまいな表現をできるだけ詳しく解説します。

マイペースで競争や評価されることが嫌い

HSCの子どもは、その他大勢にあわせることを嫌います。自分の中に基準を持っているため、他の人が決めた基準や常識にあわせることに抵抗を感じるのです。そのため、大人からみれば「マイペース」とみられているかもしれません。学校のような集団生活の中では「マイペース」な子どもは社会性がたりないようにみられてしまいがちです。しかし、社会に出れば自分の中に基準を持っていて、自分の判断で決断できることはとても大切なことになります。
HSCの子どもは、いつでも自分の中に基準があるため、比べる対象は他人ではなく自分です。そのため競争を嫌います。そして、他の基準で評価されることも嫌う傾向があるのです。

ストレスを感じやすい

HSCの子どもは感受性が強いため、他の子どもよりもストレスを感じやすくなっています。鈍感な子どもは気がつかないような一言でも、HSCの子どもは傷ついてしまうことも多いのです。ママは「気にしすぎ」といいたくなるかもしれません。しかしHSCの子どもに対して「気にするあなたが悪い」「みんなにあわせなさい」というように、責める言葉を投げかけ続けてしまうと自己肯定感をなくしてしまうでしょう。感受性が強いことは「他人の気持ちがわかる」という長所でもあるのです。
ストレスを感じると、さまざまな症状が出ます。HSCの子どもの中には、ストレスからくる体調不良や感情の起伏に悩んでいる子どももいるのです。

適した環境があれば人並み以上の力を発揮する

HSCの子どもの、最大の特徴は「敏感でマイペース」です。これは生まれ持っての気質のため、逆にいえば「みんなと同じことを好む子」を教育して「敏感でマイペースな子」にさせることは難しいことでしょう。「敏感でマイペースな人」は言い換えれば「感受性が強く、自分の中に芯を持っている人」です。
ママは、HSCの子どもを「みんなと同じ」にあわせさせようとしないようにしましょう。せっかくの個性をつぶしてしまうことになります。「個性を発揮できる環境」「HSCの子どもの特徴を長所と認めてくれる環境」では、HSCの子どもは自分の才能や個性を思う存分発揮し、人一倍の力を発揮することができるのです。

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「子どもの生きる力を引き出す!」をモットーにして、小学生二人の子育てをしています。現在は、30代後半になりましたが、武蔵野美術大学在学中から物書きを開始しました。職歴は、大学卒業後に会社員として働き、結婚を機に退職しました。現在はフリーランスのライターをしています。保持資格は、簿記3級と秘書検定2級と英検2級です。趣味は「資格の勉強」で、現在は保育士資格取得を目指して勉強をしています。

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