高齢出産ではやっとくべき?クアトロ検査のことを知りたい!

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悩む女性

妊娠をすると、さまざまな検査を受けることになります。そのなかにはごく一般的なものもありますし、任意で受けることのできるものもあります。いろいろな意見はあるにせよ、技術として、「」が確立していることは確かです。今回はそのなかでも、注目を浴びている「クアトロ検査」についてみていきましょう。

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クアトロ検査とはどういったものか

顕微鏡

クアトロ検査とは、胎児の病気を調べることができる検査です。母親の血液に含まれている血清のなかから、4つの値を取り出し、それの減り幅や増え幅によって検査していきます。そして出た数値を、「基準値」と比べて、「病気を患っている可能性が高い(陽性)」「病気を患っている可能性が低い(陰性)」として判断します。

ただ、このクアトロ検査で判断することができる病は、「全て」ではありません。ダウン症候群(21トリソミー)、18トリソミー、そして開放性神経管奇形の3つとなります。前者の2つは知的発達の遅れを伴います。また、開放性神経管奇形の場合は、無脳症などがおきると言われています。

一つ注意してほしいのは、このクアトロ検査では、自閉症などについてはわからない、ということです。たしかに検査としてはしっかりと確立してはいるものの、これをクリアしているからといって、一切の病気を持たずに生まれてくることが確約されているわけではありません。

また、クアトロ検査自体の精度についても、「確定」ができる検査ではないということを知っておいてください。ある会社が行ったケースでは、「ダウン症の疑いがある」とされたケースが9パーセント程度、そのうちで実際にダウン症だったケースは2パーセント程度だったと言われています。

どの病気であっても、精度は100パーセントではありません。70パーセント代後半~80パーセント代後半であるため、確実に結果が「わかる」検査方法だとは言い難いのです。

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クアトロ検査の行い方

女性のお腹

クアトロ検査は、妊娠15週目~17週目に行われることが推奨されています。もっとも22週に達する前までは受けることができます。ただ、結果次第では羊水検査を受ける、と考えている場合は、やはり17週目までに受けておくことが望ましいでしょう。

このクアトロ検査は、お腹などに直接針を刺す必要はありません。妊婦さんからとった血液だけで検査することができるため、非常に簡単に受けることができます。検査の結果が出るまでの期間は10日前後だと言われています。

上で触れた「羊水検査」は、実際に羊水を摂取して行う検査です。クアトロ検査でダウン症などが疑われた場合に行う検査ですが、お腹に針を刺して行うものであるため、0.3パーセント程度の確率での恐れがあると言われています。羊水検査はクアトロ検査よりも精度が高いと考えられているため、状況の把握に役立ちます。

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高齢出産のリスクとは

高齢出産

クアトロ検査や羊水検査が取り上げられるようになったのは、加齢とともに染色体異常の可能性が高くなることが理由といえます。

20歳のときは、ダウン症を患ったお子さんが生まれてくる可能性は1667分の1。全染色体異常で比較しても、526分の1程度です。しかしこれが36歳になると、289分の1と156分の1になります。49歳では、11人に1人がダウン症、なんらかの染色体異常を患って生まれてくる可能性は8分の1となります。

このようなことから、出生前診断が行われるようになったと考えられます。

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受けるべきか受けざるべきか・・・

落ち込む女性

クアトロ検査や羊水検査を受けることの是非については、まだ答えが出ていません。おそらく今後も、きっと確固たる答えが出ることはないでしょう。「命を選び分けるのか」「検査結果が良かったから、と思って産んだ子どもが病気を持っていたらどうするつもりなのだ」という反対意見もありますし、「経済的に、病気を持った子どもを育てて行ける自信がない」「自分たちが死んだあとはどうするつもりなのか。それこそ無責任だ」として出生前診断を積極的に支持する声もあります。

これらを「正しいことと誤っていること」という枠組みで語ることは、とても危険なものですし、やるべきではないでしょう。結局は、出生前診断を受けることも、そしてその結果を見た後にどう判断するかも、夫婦の決断にゆだねられるからです。それに対して、責任のない第三者がどうこういうことはできません。もし、検査を受けるのであればその前に、「検査結果が陰性もしくは陽性だった場合どうするのか」を決めておいた方が、悩みは少なくなるでしょう

おわりに

クアトロ検査は、胎児の病気を検査する方法です。羊水検査と並んで「出生前診断」として知られています。35歳以上での初産の人の場合、染色体異常のリスクが増えるので受けてみるのも一つの手でしょう。その検査結果、そしてそれによって得た結論がどんなものであれ、決してそのことで自分を責めないでください。どのような結論であっても、よく考えて出した結論であるのなら、それが一番尊重されるべきだからです。

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