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高齢出産だったら出生前診断は受けるべき?慎重に検討しよう

診断

昔に比べると女性が結婚する年齢が高くなり、高齢出産をする妊婦さんが年々増加しています。妊婦さんの年齢が上がるにつれて、脳や身体に生まれつき障害をもった赤ちゃんが産まれてくる確率や赤ちゃんが奇形になる先天異常が発生する確率が高まってくることはよく知られています。日本産婦人科学会の調査によると、妊婦さんの年齢が25~30歳の場合1.8%、35~40歳の場合2%、40歳を超えると2.3%の確率で先天異常が起こるとされています。

このような中で注目されているのが出生前診断です。出生前診断とは、胎児に先天性の病気や奇形、染色体異常がないかどうかを調べる検査のことを言います。今回は、高齢出産時の出生前診断についてご紹介します。

出生前診断にはどのようなものがあるか

エコー検査

主に行われているのは、以下5種類の検査です。

  • NT超音波検査(胎児超音波スクリーニング検査
  • 母体血清マーカーテスト
  • 羊水
  • 絨毛検査
  • NIPT新型出生前診断

このなかでも35歳以上の高齢出産の場合に行うことができるのが、「NIPT新型出生前診断」です。これは母体の血液を20ccほど注射器で採取し、母体の血液中に含まれる微量の赤ちゃんの細胞の遺伝子情報から先天異常がないかを調べる検査で、2013年から実施されています。血液を採取するだけなので、羊水検査や絨毛検査のように母体を針で傷つけてのリスクを高めてしまうという問題もありません。母体への負担を大幅に減らすことができます。

また、同じように母体の血液を調べる「母体血清マーカー」に比べて診断精度が高く、80~90%の確率で胎児の先天性異常を予見することができます。

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出生前診断のメリット・デメリット

妊婦と女医

メリットはさまざまな準備ができること

出生前診断には賛否両論ありますが、メリットとしてまず、検査で陰性となれば生まれてくる赤ちゃんに対する心配が和らぐということがあります。

また、陽性の結果が出て先天性の病気や染色体異常をもった赤ちゃんが産まれる可能性が高いと診断された場合も、「それでも産みたい」と決心することが可能なので出産前に心の準備ができることになります。また出産後に備え、障がいについて学んだり、育児資金の計画を立てたりしてことができます。

そして、ごくまれにですが先天性異常を母親の胎内で治療することもできます。さらに、重い障害があることが確実と診断され中絶をした場合でも、次の妊娠での可能性も調べることができます。

デメリットは精神的な負担

出生前診断のデメリットとしては、検査結果が陽性であった場合、産むか産まないかという葛藤が出てしまうことです。悩んだ末に、赤ちゃんをあきらめるという選択をする場合もあるでしょう。そうした場合、「障がいがあるという理由で命を人工的に排除してよいのか」という倫理的な問題に苦しめられることになるかもしれません。

また、検査で陽性となった場合、妊娠している間ずっと「産まれてくる赤ちゃんに障害があったらどうしよう」と不安にかられて過ごすことになるかもしれません。さらに、羊水検査など検査の種類によっては流産のリスクもあるため、絶対に安全とは言えません。

33歳。B型。既婚。 妻の妊娠を通して、赤ちゃんができる喜びを経験する。妊娠中の過ごし方や注意点など身を持って体験中。妊活については全般の記事の執筆を担当。

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