産後の乳がん検診っていつからできる?授乳中でも大丈夫?

産後の乳がん検診
女性特有の病気である乳がん。早期発見のためにも、定期的に検診を受けているという方も多いのではないかと思います。ですが、産後の授乳期などの場合でも、乳がん検診は可能なのでしょうか?今回は、乳がんや産後の乳がん検診などについてご紹介します。

乳がんって一体どんな病気?その特徴とは?

医師の診察
「乳がん」という言葉をテレビなどでよく聞くようになって久しいですが、乳がんとはどのような特徴がある病気なのでしょうか?乳がんには、他のがんとは違った特性もありますので、しっかりと理解を深めておきましょう。

乳がんで生じる症状について理解する

乳がんとは、その名の通り乳房にできるがんのことですが、早期の場合は自覚症状などがあまりなく、気付きにくいというのが特徴です。そして、進行に合わせてさまざまな症状が現れてきます。

乳がんの症状のひとつに、乳房のしこりがあります。ですが、乳がんによってできたしこりは硬くてあまり動かないという特徴があります。乳房にしこりができる症状は、他の病気でも見られることがありますが、自己判断をするのは危険ですので、乳房にしこりが見つかったときは、すみやかに専門の医師に相談しましょう。

その他の症状としては、以下のようなものがありますので、心にとどめておくことが大切です。

  • 乳頭や乳輪に湿疹やただれができる
  • 乳頭から血の混じったような分泌物が出る
  • 乳房にえくぼのようなへこみができる
  • 皮膚の赤みや腫れ、熱っぽさが出る
  • 乳房に痛みを感じる

乳がんは何歳頃から増えるのか?

例えば、胃がんや肺がんなどは年齢を重ねるごとに発症する確率が高まるといわれていますが、乳がんには異なる特徴があります。乳がんは、30代の頃から発症する方が増え始め、40歳代後半から50歳代前半にかけて発症率はピークに達するとされています。そして、その後は加齢とともに徐々に発症率が下がっていく傾向にあるのです。

ちなみに、日本人女性が生涯で乳がんにかかる確率は11人に1人といわれています。

子育てで忙しい時期に乳がんになる!?

乳がんは30代の頃から発症する確率が高まっていくとご紹介しましたが、この「30代から」という時期が非常に厄介です。現代の日本は晩婚化が進んでいることもあり、女性が第一子を出産する年齢の平均は徐々に遅くなっている傾向にあります。女性の第一子の出産年齢は平均で30,7歳というデータが出ています。

ちょうどこの世代から乳がんになる確率が高まっていく時期だということもありますので、子育てが忙しい時期に乳がんにかかってしまうという危険性も否めません。

合わせて読みたい

【医師監修】パパ・ママとどこがそっくり?優性遺伝と劣性遺伝の違いと特徴
【医師監修】パパ・ママとどこがそっくり?優性遺伝と劣性遺伝の違いと特徴
赤ちゃんができると「どんな顔かな?」「パパ似?」「ママ似?」「性格は?」といろいろ想像してしまいますよね。 女の子は父親に似るなん...

産後いつから乳がんの検診ができるのか?

マンモグラフィーの検査
赤ちゃんを授かって、これから子育てで忙しくなるという時期から発症のリスクが高まっていく乳がん。発見が遅れて大事に至らないようにするためにも、早期の発見が必要ですが、産後のいつ頃から乳がん検診を受けることができるのでしょうか?実は、授乳中でもできる検診と、できない検診があるのです。

検査方法1:マンモグラフィー検査

乳がんの検査方法として代表的なものに、マンモグラフィー検査があります。マンモグラフィー検査とは、乳房を挟みながら圧迫しながらエックス線撮影をして、乳がんを発見するものです。小さいしこりや、しこりになる前の石灰化などを発見することができる検査方法なので、乳がんの早期発見に役立ちます。

ですが、マンモグラフィー検査にはデメリットもあります。それは、授乳期の女性をマンモグラフィーで検査すると、乳腺が発達している時期のため、全体的に白っぽい写真となり、乳がんを発見するのが困難になるといわれています。非常に有効な検査ですが、授乳期はその効果を発揮することができないのが残念ですね。

検査方法2:超音波検査

乳がんの検査法として、マンモグラフィー検査に並び有名なのが、超音波検査です。超音波検査とは、乳房にゼリーを塗り、その上から機械をあてて、乳房の内部を超音波によって検査するという方法です。

マンモグラフィー検査のように、小さななしこりや石灰化を発見することは難しく、精度が低いというデメリットはありますが、乳房の内部の構造を観察しながら、痛みもなく、授乳期でも検査を受けることができるのがメリットです。

また、乳腺と脂肪が乳房に入り混じる場合、乳腺の中に脂肪が少ないという高濃度乳房の場合は、マンモグラフィー検査では乳がんを見落としやすい場合がありますが、超音波検査なら分かりやすいとされているため、安心です。

乳がん検診は定期的に行おう

マンモグラフィー検査と超音波検査を受けたとしても、乳がんは、1回検査を受けて異常が見られない場合は大丈夫だというわけではありません。そのときは異常がなくても、検査の後に乳がんになってしまう可能性も当然あります。そのため、定期的に乳がん検診を行うことが大切なのです。
出産後も、授乳期には超音波検査を受け、授乳期を過ぎたらマンモグラフィー検査を試してみるというようにして、常に健康に気を配ることが必要ですね。

合わせて読みたい

【医師監修】若くても安心できない!?子宮体がんの症状や治療法まとめ
【医師監修】若くても安心できない!?子宮体がんの症状や治療法まとめ
女性が気を付けるべき病気はたくさんありますが、中でも注意したい病気の一つが「子宮がん」です。子宮の病気のうち、がんそのものの割合はそ...
福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》

この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。

購読はいいねが便利です!
産後の乳がん検診っていつからできる?授乳中でも大丈夫?
この記事をお届けした
たまGoo! - 妊活・妊娠・出産・育児の応援サイトの最新ニュース情報を、
いいねしてチェックしよう!

アンケートにご協力くださいm(__)m

今まで経験された出産方法を教えてください。[複数回答]

アンケート結果

Loading ... Loading ...

良ければシェアをお願いします。

アプリで
たまGoo! がもっと便利に

iPhone,AndroidのアプリでたまGoo!が便利に。

たまGoo!が便利なアプリになりました。
ちょっとした時間にチェック、電車の中でもサクサク快適。
たまGoo!をより近くに感じてください!

トップへ戻る