今話題の「夫婦会議ノート」の存在をご存知でしょうか?夫婦だとしてもお互い忙しく、なかなか相談や会話ができないことも多いですよね。「寂しいな」と思うそんな時に夫婦会議ノートを利用することによって、お互いのパートナーシップをより強固にできるかもしれません。ここでは、そんな夫婦会議ノートの魅力についてご紹介します。
夫婦会議ノートの役割とは何か?
夫婦会議ノートと聞いてもあまりに漠然としていて、イメージがしにくいですよね。しかし夫婦会議ノートはどのような役割を果たしているのか、夫婦にとって効果的な影響を与えるのかを知ることで、しっかりとノートの活用ができることでしょう。
そもそも夫婦会議ってどんなもの?
夫婦会議という言葉だけを聞くと、どうしても仰々しい印象がありませんか。実際はもっとラフな気持ちで進めてOKです。夫婦会議の定義は明確には定まってはいませんが、これから先の人生を一緒に作っていきたいと思うパートナーと共に、どのような未来を過ごしたいのかを相談することだといえます。
夫婦はカップルとは違い、お金の問題や仕事の問題、果ては子育てまであらゆる問題を抱えながら、一緒に暮らすことになるのです。一般的な話ではなく、2人がどう思っているのか、これからどう生きていこうか?を改めて確認してすることで、夫婦の関係をより良いものにする意味をもっています。
夫婦会議ノートならではの特徴について
夫婦会議ノートは、スムーズに話し合いができるようにいろいろな工夫がされています。特徴的なのは、議題例をあげてくれていることです。例えば、どんな夫婦でありたいのか、日頃一緒に生活している上で気になっていることは何かなどのテーマをあげてヒントを出しているので、「そういえば、これ気になっていた」と話しやすい流れとなっています。また最初に、自分たちのことを書き出すページがあるので、夫婦会議を行う際の2人のルールなどを決めて、ケンカにならないようにとり決めることも可能です。
1冊で24回分の夫婦会議を行える
夫婦会議ノートは細々したメモもありますが、メインの議事録ページが基本です。会議をするごとにまとめや感想、次回に向けてどうするかなどを書くことができます。こうした会議を1冊で24回行えるので、月1回の会議なら2年分保管が可能です。まるで会社のように会議を行った結果、次回議題にあげるべきテーマを検討できる点は随分と建設的だといえます。議事録なので話した内容を書き、見直してまた話すなどの繰り返しが可能。夫婦の会話が必然的に増えることでしょう。
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夫婦会議ノートを活用するための対話とは
夫婦会議の対話は建設的に考えなくては、進めることが難しいものです。常に感情的に会話をしても疲れてしまいますし、次の会議が憂鬱なものに変化するかもしれません。そうならないためにも、対話のコツをしっかりと掴み、夫婦の会話を良好で有意義なものにさせてくださいね。
お互いの価値観や考えに興味を持つこと
対話を行う際に、つい自分の気持ちだけをしっかりと伝えたくなることもありますよね。少しでも自分の意見と違う話が出てくると、「それは間違っている」とか「自分はそう思わない」といった、ケンカ腰になる人も多いです。考えを伝えることは間違っていませんが、自分の意見ばかりを伝えては会議をしている意味がありません。
相手が思っていることや価値観に関して、よく考え興味を持つことが必要です。つまり相手の考えを知り、自分の考えも伝えたうえで折り合いをつけることが、会議をしているメリットになるので、冷静に話し合いをしましょう。
言わなくてもわかる&言ってもわからないは無し
夫婦関係の中でよくあることが「夫婦なのだから言わなくてもわかる」と思うことや「言ったってわかってもらえない」と諦めるケースがめずらしくないですよね。しかし夫婦会議をするのであれば、相手と意見を共有したり、分かり合えなかった部分に関しての受け止め方を検討したり、相手と向き合う努力をしなくてはいけません。
何も言いたくない、無駄だと感じてしまうと、それだけで不毛な夫婦の時間を過ごすことになるので、夫婦会議をするぞ!と思うのであれば、どんなに大変でも話し合いから逃げないようにしてくださいね。
定期的に行うように日付を決めておく
会社の会議は急なことでもない限り、必ず日程が決まっています。それと同じように、毎月この日を夫婦会議の日と決めてもいいですし、毎週何曜日は夫婦会議をすると決めても大丈夫です。決め方としては、お互いがリラックスしてきちんと会話のできる状態が整っている日にちや曜日を設定することだといえます。
一方、心がざわついているとどんなに大事な話でも上の空になりますし、日付を決めないと後々に回してしまいがちになるので、会議が定期的に開催できなくなります。人間の心理は、決め事やルールに関しては従わなければいけないと感じやすいので、必ず日付は決めましょう
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