妊娠中の食べ物や嗜好品について【コラム妊娠と出産】

妊娠中の食べ物や嗜好品について

自分が食べたものがお腹の赤ちゃんに栄養として運ばれるのでとてもナーバスになってしまいますね。そこで、今回は妊娠中の食べ物や、嗜好品について気をつけるべきポイントをご紹介いたします。

水分補給は大切

水分補給する妊婦
妊娠中の食事でいろいろ悩まれる方は多いですかと思います。妊娠初期には悪心や嘔吐などのいわゆる”つわり”の症状が50~80%のお母さんに認められ、食事が十分にとれなかったりする方が多いですが、決まった食事時間のにとらわれず、お腹が空いたときに少量で結構ですのでこまめに食べるようにしましょう。

脱水症状にも気を付け、水分は十分とるように心がけてください。つわりがひどくほとんど食事ができない状態は妊娠悪阻といわれ、入院の上点滴でビタミンや水分の補給が必要になることもあります。

葉酸は普段からの摂取が大事

葉酸たっぷりなブロッコリー
妊娠中に赤ちゃんのために葉酸を摂取した方がいいかどうかとよく聞かれます。葉酸は赤ちゃんの神経管閉鎖障害リスクを低減させるので、妊娠前から妊娠初期にかけて特に摂取することが勧められています。

葉酸はブロッコリーやホウレンソウなどの生野菜に豊富に葉酸が含まれますが、葉酸は熱に弱く、調理することにより失われます。生野菜が苦手なかたは葉酸を含むサプリメントを取ると良いでしょう。葉酸は別として、普段の食事でバランスよく食材を摂取すれば特にサプリメントを取る必要はありません。

サプリメントにはビタミンや鉄、カルシウムを補充するものなどたくさんありますが、ビタミンAの過剰摂取は赤ちゃんに悪い影響がありますので避けましょう。その他のサプリメントについては妊婦健診時に医師に相談してください。

食べ過ぎによる体重増加には注意

体重を測る妊婦
妊娠中は週数が進むに従って食事から摂取すべきエネルギーが増えていきますが、食べ過ぎで大幅に体重が増えたり、逆に、産後の体型を気にしてダイエットで体重増加を制限したりしないように気を付けましょう。妊娠中にどれだけ体重が増えるのが適切かはかなりの幅がありますが、標準体重のお母さんが妊娠40週で分娩するまで、非妊娠時からおおよそ11Kgの体重増加となるように食事を取るのが1つの目安とされています。

ただし、妊娠前に肥満があるお母さんでは5~7Kgの体重増加にとどめるべきとの推奨もあり、赤ちゃんにとってどのくらいお母さんの体重が増えるのが理想かの結論は得られていません。

喫煙とアルコールは胎児に悪影響

タバコとアルコール
嗜好品では、お母さんの喫煙は赤ちゃんにさまざまな悪影響を強く与えるだけでなく、受動喫煙も赤ちゃんに悪影響があることが知られています。喫煙習慣のある方は妊娠中は赤ちゃんのために禁煙をし、ご主人にもお母さんの近くで喫煙しないか禁煙するようにお願いしてください。

喫煙ほどではありませんが、妊娠中のアルコール摂取も赤ちゃんに影響しますので、妊娠中の多量の飲酒は控えてください。妊娠中のコーヒーや紅茶などの嗜好品摂取はメリットとデメリットがあるとされ、多量の摂取でなければそれほど気に掛ける必要はないでしょう。

杏林大学医学部付属病院は、女性の生涯を通しての健康をサポートし、きめの細かい医療サービスを提供する理念のもとに、多摩地区の拠点病院として産婦人科の3大領域である、周産期医療、婦人科腫瘍、生殖医療のすべてにおいて高度な医療提供体制を備えています。外来においては通常の外来の他に、各専門医(指導医)が中心となって臨床遺伝外来、腫瘍外来、不妊・内分泌外来といった特殊外来を行っています。

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