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お産の流れ【コラム妊娠と出産】

15.お産の流れ
お産について多少の知識を持っておけば不安が軽減されるかも知れません。もちろん知識がなくても医師や助産師産の指示に従えば心配はいりませんので安心してくださいね。今回は正常なお産はどのように進むのかをお話しします。

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お産は大きくわけて3段階ある

陣痛がきた女性
陣痛が来てから赤ちゃんが出てくるまでは大きく3つの時期に分けます。分娩第1期は陣痛と共にが開いて全開大(10cm)になるまでの時期で、3つの時期の中で一番長くかかる時期です。子宮口全開大から赤ちゃんが娩出されるまでを分娩第2期といい、その後に胎盤が出てくるまでを分娩第3期といいます。

陣痛にかかる時間

かかる時間
陣痛が来てから胎盤が出るまでの時間は個人差がありますが、平均では初産婦で12~16時間、経産婦で6~8時間です。初産婦で陣痛が始まってから30時間以上、経産婦で15時間以上かかるのは遷延分娩といって、何かしら分娩の進行がうまくいかない原因があると考えられます。

陣痛は周期的に起こりますが、分娩第1期から2期にかけて徐々に周期が短くなり、持続時間も長くなります。それに従って、赤ちゃんがお母さんの産道を下がってきて、子宮口も開いてきます。子宮口は4cm位までゆっくりと開き、それ以降は短時間で全開大まで進むのが普通ですが、これには個人差があります。

分娩の流れ

分娩第一期
分娩第1期から第2期にかけて、お母さんのお腹の上にセンサーを装着し、赤ちゃんの心拍数と陣痛を一定時間、場合により連続して記録すると同時に、助産師や医師が子宮口がの開きと赤ちゃんが産道のどのあたりまで下がってきたかを内診でときどき確かめます。

分娩第1期

子宮口全開大頃に赤ちゃんを包んでいる袋(羊膜)が破れて中のが流出してきますが、これを(適宜破水)といいます。規則的な陣痛(10分に1回、1時間に6回)が来る前に破水が起こるとこれを前期破水といい、陣痛が開始してから子宮口全開大前の破水を早期破水といい、適宜破水と区別します。

施設により異なりますが、子宮口が全開大近くになると、今までいた待機室や陣痛室から分娩室にある分娩台に移動し、外陰部の消毒を行り、膀胱に尿がたまっていれば尿道口から管を入れて膀胱を空にします。

分娩第2期

分娩第2期に入り赤ちゃんの頭が下がってくると、陣痛に合わせて赤ちゃんの頭が外陰部から見えるようになりますが、これを排臨といいます。この頃には陣痛に合わせてお母さんはいきんで腹圧をかけ、赤ちゃんが産道を下がってくるのを助けるよう指導されます。

赤ちゃんの頭がさらに下がってくると、陣痛がない時でも赤ちゃんの頭が外陰部から見えるようになります。これを発露といい、陣痛が来ると会陰部は赤ちゃんの頭に押されて膨隆・緊満してきます。

赤ちゃんの頭が娩出されるときに会陰部が狭いと会陰部に裂傷を起こすことがあり、裂傷がひどいと肛門括約筋が切れたり、直腸が切れたりします。これを防ぐため。赤ちゃんの頭の娩出の際には医師や助産師が会陰保護という手技を行い裂傷が起こるのを防ぎますが、それでも十分でないと判断された場合は医師が局所麻酔の上で会陰を切開する、会陰切開を行います。

分娩第3期

赤ちゃんで一番大きな部分である頭が娩出されると、そのあとは比較的スムースに赤ちゃん自身が娩出されます。生まれた赤ちゃんは、羊水を飲み込んでいることがあり、口腔内や気道をチューブを入れて吸引し、臍帯を切断します。

お母さんにとっては赤ちゃんが無事生まれ、元気な泣き声を聞いてほっとする時間ですが、まだすべてが終わったわけではありません。赤ちゃんが生まれてしばらくするとまた陣痛が起こり、胎盤が娩出されてきます。そのあと、子宮内に胎盤や卵膜が残っていないかどうか、子宮頸管や腟壁に裂傷はないかどうかを医師が調べ、会陰切開を行った場合は縫合を行います。

お産が終わると子宮は収縮し、胎盤が剥がれた部分の子宮の断裂した血管からの出血も止まってくるのが普通ですが、子宮の収縮が弱いと弛緩出血といって、いつまでも出血が続くことがあるため、普通は、分娩台の上で2時間ぐらい様子を見た後入院している部屋に戻ります。

杏林大学医学部付属病院は、女性の生涯を通しての健康をサポートし、きめの細かい医療サービスを提供する理念のもとに、多摩地区の拠点病院として産婦人科の3大領域である、周産期医療、婦人科腫瘍、生殖医療のすべてにおいて高度な医療提供体制を備えています。外来においては通常の外来の他に、各専門医(指導医)が中心となって臨床遺伝外来、腫瘍外来、不妊・内分泌外来といった特殊外来を行っています。

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