羊水の役割と量の異常について【コラム妊娠と出産】

羊水の役割と量の異常について
今回は妊娠してから出産するまでおなかの赤ちゃんを守ってくれる羊水について解説していきます。

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羊水とは

眠る赤ちゃん

羊水とは子宮の中で赤ちゃんを包んでいる膜(羊膜)内を満たしている液体です。羊水量は妊娠初期~32週まで増加しそれ以降39週まではあまり変化しないとされ、妊娠中期には1週当たり60ml増加します。個人差はありますが、妊娠22~39週の平均羊水量は777mlで妊娠40週以降は減少して妊娠42週では平均400mlとの報告があります。

羊水の産生

胎動をきく男性

羊水は色々なところが産生の起源となりますが、妊娠20週以降は赤ちゃんの尿が主な産生源となります。赤ちゃんは羊水の中に浮かんで大きくなるわけですが、子宮内で赤ちゃんの肺は羊水で満たされ、肺の発達や成熟には羊水はなくてはならない存在です。赤ちゃんは羊水を飲み込みますが、羊水中の成分には赤ちゃんの腸の発達を促す物質も含まれています。

羊水の役割

遊ぶ赤ちゃん

羊水には表からの強い力が赤ちゃんに加わるのを軽減したり、赤ちゃんが自由に運動できるスペースを確保したり、体から熱が奪われるのを防ぐなどの役割もあります。また、分娩時には赤ちゃんが直接子宮壁に押し付けられないよう、羊水の入った羊膜(胎胞)が子宮の入り口を押し広げる働きや、胎盤を子宮壁に圧迫して赤ちゃんが娩出されるまで胎盤が剥がれないようにする作用、羊膜が破れて破水となると産道の滑りをよくして赤ちゃんが娩出されやすくするなど、いろいろな役割があるとされます。

杏林大学医学部付属病院は、女性の生涯を通しての健康をサポートし、きめの細かい医療サービスを提供する理念のもとに、多摩地区の拠点病院として産婦人科の3大領域である、周産期医療、婦人科腫瘍、生殖医療のすべてにおいて高度な医療提供体制を備えています。外来においては通常の外来の他に、各専門医(指導医)が中心となって臨床遺伝外来、腫瘍外来、不妊・内分泌外来といった特殊外来を行っています。

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