2020年の東京オリンピック・パラリンピックは国を挙げての大イベントです。もう一生のうちに日本で開催されることはないのでは、と思うと観戦したり参加したりしてみたくなってしまいますね。ここでは、子どもでも参加できる東京オリンピックのボランティア情報について紹介します。開催時期が迫るごとにボランティア募集が積極的に行われることが予想されます。ぜひポイントを押さえて調べてみてくださいね。
東京オリンピックのボランティアとは
まず、東京オリンピック・パラリンピックでどのようなボランティアが必要になるのかを紹介します。
大会運営のサポート:大会ボランティア
大会ボランティアとは競技会場や選手村、大会関係の施設で来場者への対応や警備の補助などオリンピック運営に関するサポートなどです。大会運営に直接かかわれるので、スポーツ選手でなくてもオリンピックに参加したという事実感を味わうことできます。大会ボランティアは8万人の募集があり、一人当たり1日8時間以上、10日以上の活動が想定されています。
観光客のサポート:都市ボランティア
都市ボランティアは空港や主要な駅、観光スポットなどで案内をするボランティアです。東京都の場合は3万人の募集が予定されています。また、埼玉や千葉、宮城といった各競技の開催都市でも、数百~数千人規模でボランティアを募集予定です。一人当たり1日5時間以上、5日以上の活動が想定されています。
ボランティアの報酬は交通費相当のみ
ボランティアに参加する場合、自己負担なしでボランティア保険に加入することが検討されています。また、活動報酬としてはどのような場合でも1日1000円がもらえます。遠方や地方からボランティアとして参加する場合、交通費や宿泊費などがかかりますが、この料金については自己負担になるため注意をしましょう。
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子どもでもボランティアに参加できる!
子どもでも東京オリンピック・パラリンピックにボランティア参加できますよ。公開されている情報をもとにまとめてみました。
原則平成2020年4月1日時点で満18歳以上の人が対象
一般のボランティアはオリンピック開催時に18歳以上で、日本国籍または在留資格を持っている人、という条件が定められています。先に紹介したとおり、ほぼ終日のボランティアに複数日程で参加するのは、多少負荷が高いかもしれませんね。しかし、長野オリンピックでの最年少聖火ランナーは14歳でした。東京オリンピック・パラリンピックでも小学生や中高生のボランティアの参加が検討されていますよ。
子どものボランティア参加が企画されている
東京オリンピック・パラリンピックでは、多様な参加者の活動促進が企画されていて、障がい者や児童・生徒、子育て世代でも積極的にボランティア参加ができるよう準備がされています。特に注目されているのは被災地を含む中学生、高校生です。このほか開催地区である都内の小学生が都市ボランティアへ活動に参加できるよう準備が始まっています。
東京オリンピック・パラリンピック教育が実施中
東京都では、オリンピック・パラリンピックを教育に活用し始めています。オリンピックといえばスポーツに親しみ心身を鍛えることだけがイメージされがちです。しかし、オリンピックの歴史や参加各国の文化や、環境に配慮して開催するにはどのような配慮がされているのかなどを学ぶよい機会になります。学校行事や部活動の一環としてオリンピック・パラリンピックにボランティア参加できるかもしれませんよ。
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