【保育監修】やっぱりお高い?私立小学校でかかる学費は6年間でいくら?公立との違いは?

私立小学校の授業料の補助がスタート!?

補助金スタート
私立と公立では、かかる費用がだいぶ差がありましたね。一般的に、私立小学校と聞くとお金持ちの家庭が通う学校といったイメージがあるのではないでしょうか。しかし最近では、子どもの転校や家庭内の事情などから私立小学校に通う子も少なくありません。年間約40万円以上もの授業料は、所得の低い世帯にとってかなりの負担といえますね。

授業料補助制度はいつから?対象者は?

文部科学省は2017年(平成29年度)より「私立小中学校等に通う児童生徒への経済的支援に関する実証事業」として、年収が400万円を切る世帯に対して授業料の一部を補助する方針を固めました。公立小学校でのいじめを理由に私立小学校に通わなければならない世帯や、所得の低い世帯でも学習費の高い私立小学校を視野に入れる事ができるのが狙いです。私立高校の授業料補助制度は既にあるものの、私立小中学校の補助制度がなかった、といった面でも支援の必要を判断したといえます。

補助の条件は?

補助を受けられるのは、私立小学校に在籍しているお子さんがいる年収が400万円未満の世帯です。最大で年10万円の補助が出て、学校へ直接支払われます。また、補助を受けられるもう一つの条件として、文部科学省が実施する調査に協力しなければなりません。

私立小学校の授業料補助に対する意見

この方針で私立小学校を全力でサポートしてほしいという声もある一方で、文部科学省は、2020年にデジタル教科書を導入する案も示しており、その費用の一部は保護者の負担になる可能性もあるほか、公立の教材費を充実させてほしい、全小学校の給食費を無料化してほしいなどというように、授業料補助の予算をほかに回してほしいといった声も上がっていました。

おわりに

いかがでしたか?どちらもそれぞれにメリット、デメリットがあると思います。私立小学校の場合、金銭的には大変ですがエスカレーター式で中学校、高校、大学に上がれるなど子どもにとっては魅力的ですよね。ご家庭の金銭的余裕やライフスタイルに配慮しながら、考えてみてはいかがでしょうか。

※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。

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