鼻水が出たら要注意!1歳までになりやすい中耳炎の予防は?

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耳を痛がる赤ちゃん

中耳炎は、3歳までの乳幼児の70%がかかると言われていて何度もかかる子もめずらしくありません。ですが、赤ちゃんがかかりやすい病気とはいえ、耳が痛いのは可哀想ですし、パパママもお世話や通院が大変です。できる限り予防をしたり、軽い症状のうちに治したりしたいですよね。

そのためには普段の生活の中でかかりやすい原因を取り除いたり、お喋りできない赤ちゃんからの中耳炎のサインを見逃さなかったりすることが大切です。今回は、中耳炎の予防と、赤ちゃんからの中耳炎のサインについてご紹介いたします。

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中耳炎ってどんな病気?

赤ちゃんの耳

中耳炎は知名度がある病気ですが、耳が痛くなる症状があること以外、よくわからない方も多いのではないでしょうか。まずは、中耳炎がどんな病気なのか確認しましょう。

【中耳炎ってどんな病気?】

中耳炎は、耳の中に炎症がおこって膿が溜まり、発熱・耳の奥の痛み・耳だれ・難聴などの症状を引き起こす病気です。完治まで早くても1ヶ月、長いと2~3ヶ月かかります。

【赤ちゃんがかかりやすいのはなぜ?】

赤ちゃんの耳管は大人と比べて短く太いので、ウィルスや細菌を取り込みやすくなっています。そのため、鼻水に含まれたウィルスや菌が耳の中に到達してしまいやすいことが原因です。

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予防するのはどうすればいい?

ミルクを飲む赤ちゃん

普段の生活の中でこまめに気遣うことで、中耳炎を予防することができます。パパママも、赤ちゃんと一緒に生活改善をしましょう。

【エアコンを効かせすぎない】

細菌やウィルスは乾燥を好むので、エアコンで部屋ををあまり使い過ぎないようにしましょう。 特に冬は、エアコンと一緒に加湿器をつけるなどして部屋の乾燥に気をつけましょう。オイルヒーターは空気を汚さず乾燥を防ぐので赤ちゃんにはメリットが高いです。

【室内で喫煙しない】

煙草の煙は、赤ちゃんのまだ未発達の粘膜に悪影響を与えます。粘膜の調子が悪くなると鼻炎にかかりやすくなり、すなわち中耳炎にもかかりやすくなります。中耳炎以外にも、赤ちゃんの小さな肺に煙草の煙はダメージを与えてしまいます。

喫煙者のパパママは、いい機会なので赤ちゃんのために禁煙しましょう。難しい場合は、換気扇の近くやベランダなど、赤ちゃんが煙を吸い込まないところで喫煙してください。

【鼻水をこまめに吸い取る】

中耳炎を防ぐには鼻水を溜めないことが一番です。上で述べた通り、中耳炎の主な原因は、鼻水に含まれたウィルスや菌が耳の中に到達してしまうことだからです。風邪をひいて鼻水が出てきた時には、中耳炎になる可能性が高いことを意識して、赤ちゃんのお世話をしてください。

赤ちゃんの鼻水を吸引する専用のスポイトが市販されているので、こまめに鼻水を吸い取ってあげましょう。鼻づまりをしている場合は、耳鼻科で吸い取ってもらいましょう。中耳炎が防げますし、赤ちゃんもスッキリしてぐずらなくなります。

【ワクチン】

3歳未満の赤ちゃんがかかる中耳炎の主な原因となる菌は、肺炎球菌です。そのため、小児用肺炎球菌ワクチンが、中耳炎に効果があるとされています。現在この小児用肺炎球菌ワクチンワクチンは、細菌性髄膜炎や敗血症の予防のため生後2ヶ月から無料で接種できるので、多くの赤ちゃんは接種している可能性が高いです。お子さんが生後2ヶ月以上で未接種の場合は早めに行いましょう。

【寝かせたままミルクを飲ませない】

赤ちゃんが仰向けに寝ている状態で授乳をすると、耳に液体が流れ込みやすくなります。、それが原因となる中耳炎を「ミルク中耳炎」と呼びます。
ベビーベッドに寝かせたままや添い寝をしながら授乳せず、赤ちゃんを縦に抱っこして飲ませましょう。まだ首が座っていない状態の時は、首を支えて頭を寝かさないようにして飲ませましょう。

ただでさえやることが多い赤ちゃんのお世話に一手間かかってしまいますが、ちょっと体勢を変えるだけで、中耳炎以外にも誤飲や嘔吐も防ぐことができます。

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中耳炎かもしれない赤ちゃんのサインは?

耳が痛い赤ちゃん

赤ちゃんが大変かかりやすい病気なので、どんなに予防をしても防ぎきれないこともあります。その場合、赤ちゃんからの中耳炎のサインにできるだけ早く気づくことがとても大切です。赤ちゃんは喋ることができないので、サインを見逃さないようにしましょう。

《赤ちゃんからの中耳炎のサイン》

  • ミルクの飲むのを嫌がる
  • 頭や首を振る
  • 耳を気にして引っ張ったり弄ったりする
  • 機嫌が悪い
  • 寝つきが悪かったり夜泣きをしたりする
  • 微熱が続く
  • 鼻水が出る
  • 耳から黄色いべたべたした耳だれが垂れるある
  • 急に大泣きをしては泣きやむことを繰り返す

かかってしまった時の治療法は?

泣いている赤ちゃん

赤ちゃんがひどく痛がっている時は、応急処置として痛い耳の後ろを冷やし、寝かさずに座らせてあげましょう。

軽度の急性中耳炎の場合は、耳鼻科で耳の中の膿を吸い出し、処方された痛み止めを飲ませることと鼻水をこまめに吸ってあげることで対処します。腫れがひどい場合は、抗生物質を処方される場合もあります。さらに症状が重い場合は、鼓膜切開手術をする場合もあります。多少の痛みはありますが、鼓膜は再生するものですし、術後すぐから音は聞こえますので安心してください。

おわりに

赤ちゃんは中耳炎になりやすいので、どれだけ予防しても、ちょっとした風邪などで中耳炎を引き起こしてしまう可能性があります。肝心なのは、なるべく早く気づいて治療し、完治するまで根気よく処方された薬を飲ませ続けることです。中耳炎にかかると耳鼻科に1ヶ月ほど通院することになることが多いです。鼻水が出始めたらすぐに耳鼻科に連れていけば長い間の通院も回避されるはず。早めに耳鼻科を受診してください。

治療が遅れた場合、耳が聞こえにくくなったり、慢性化したりしてしまいます。赤ちゃんはお喋りができないので、パパママがいち早く赤ちゃんからの中耳炎のサインを察知してあげましょう。

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