【医師監修】扁平(へんぺい)足になる原因は子ども時代の足裏の使い方にあった!

監修医師プロフィール:山中岳先生の写真山中岳 先生

平成8年医師免許取得 東京医科大学病院小児科。

子供の心身の成長に向き合う現場を20年以上経験する医師。経験に加え、日本小児科学会専門医・指導医、日本小児神経学会専門医・指導医、日本てんかん学会専門医・指導医、と数多くの資格を所持。日々、てんかんや熱性けいれんなどのけいれん性疾患、頭痛、発達の遅れ、脳性麻痺など、主に神経疾患のお子さんの診察を行っています。

http://hospinfo.tokyo-med.ac.jp/shinryo/shoni/staff/294.html


扁平足

近頃の子どもたちは、扁平(へんぺい)足の子が多いと耳にしますよね。
足の裏の土踏まずがないことを扁平足といいますが、赤ちゃんは、みんな扁平足です。成長に伴って、少しずつ変化していき歩く頃に土踏まずができていきます。
扁平足は、子ども時代の足裏の使い方でなってしまうものなのでしょうか。
今回は、扁平足についてご説明します。

扁平足についての基礎知識を学ぼう

赤ちゃんの足の裏
最近の子どもは、外で遊ぶことが少なくなっています。昔の子どもはいえば、野原を走り回ったりして思う存分外で遊んでいました。
ところが、近頃の子どもはアスファルトの上を歩く、家の中で遊ぶといった背景があり、土踏まずができないまま扁平足になってしまっているのでは?といわれています。

時代が変わったことも原因のひとつ

昔、土だった場所も今はアスファルトやコンクリートできれいに舗装されてしまっている道にも問題があります。歩きやすくなったとはいえ、足裏を刺激されることが少ないので、土踏まずができないという現象が起きてしまっています。
そして、自転車や自動車の普及によって、歩くことすら少なくなっているのが最近の子どもたちなのです。これらは、時代の背景もありますが、大人が招いた結果です。

扁平足だったら何か問題があるの?

まず、土踏まずは何のためにあるのかですが、地面を蹴るときのバネの役割や立ったときのバランスを保つなど、衝撃から足を守るなどといった役目を果たしています。
しかし扁平足の人は、それがないわけですからバランスを崩しやすかったり、転びやすかったり、足の疲労が蓄積されたりと足への負担が大きくなってしまうのです。

扁平足かどうか調べるのにはどうしたらいいの?

とても簡単なことです。子どもの足がぬれている状態で新聞紙に足をつけさせてみてください。
本来、土踏まずがある部分までぬれていたら、扁平足です。

もしくは、立った状態で土踏まずの部分にボールペンを入れてみてください。
入りましたか?入らない場合は、扁平足だといえます。ベタっと足が地面についてしまっている状態ですね。

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扁平足には「先天性」と「後天性」がある

前向きのたつ子ども
扁平足になってしまうのには、「先天性」「後天性」の2種類があります。
赤ちゃんのときには、みんな扁平足なのをご存じでしょうか。歩き始めて土踏まずができていくわけですが、足の筋肉の成長に伴って足の裏にアーチ状が現れてきます。

「先天性」扁平足ってどういうもの?

先天性扁平足とは、骨の異常によって起こるものです。
外的要因ではなく、元々骨の形が土踏まず部分の湾曲したアーチを作れない状態になっているのです。手術が必要な場合もあります。

「後天性」扁平足ってどういうもの?

「後天性」は、幼少期に発症するものと、それ以降で発症するもので、原因が少し変わってきます。
幼少期(8歳~10歳頃)に発症したものの多くは、運動不足による筋肉の未発達が原因とされます。運動不足のために足の裏まで鍛えられることがなかったり、体重が増加したりすることで足の裏が伸びてしまうのです。このような子どもたちの特徴として、平たんな場所で遊ぶことが多いと、バランス感覚や運動能力の低下がみられます。それ以降に発症する扁平足は、本来あった土踏まずが徐々に、なくなっていきます。これには、肥満や妊娠による体重増加、加齢による筋力の低下で起こります。
土踏まずのない女性は外反母趾(ぼし)も併発しやすいので、気をつけましょう。この場合、外反扁平足と呼ばれ、ひどくなると手術が必要になってきます。

赤ちゃんのぷよぷよ足はいつまで?

先述した通り、赤ちゃんのときには誰もが扁平足です。足の裏を触ってみるとわかるのですが、ぷよぷよでアーチ状の形はみられません。
これは、乳児のときだけで、成長に伴って足の裏も変化を遂げていきます。
最も大きく扁平足構造に変化がみられるのは、歩き始めてからです。個人差はありますが、1~2歳ぐらいでしょうか。

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