【医師監修】子どもの急な発熱にびっくり!子どもの発熱の基礎知識と四つの対処法

監修医師プロフィール:山中岳先生の写真山中岳 先生

平成8年医師免許取得 東京医科大学病院小児科。

子供の心身の成長に向き合う現場を20年以上経験する医師。経験に加え、日本小児科学会専門医・指導医、日本小児神経学会専門医・指導医、日本てんかん学会専門医・指導医、と数多くの資格を所持。日々、てんかんや熱性けいれんなどのけいれん性疾患、頭痛、発達の遅れ、脳性麻痺など、主に神経疾患のお子さんの診察を行っています。

http://hospinfo.tokyo-med.ac.jp/shinryo/shoni/staff/294.html


発熱する幼児
小さな子どもの場合、さっきまで外で元気で遊んでいたと思ったら、急に発熱することがあります。
そんなときは、すぐに病院に連れていったほうがよいのか、薬を飲ませたほうがよいのか、食事は食べさせたほうがよいのかなど、いろいろと判断に迷うことでしょう。大事なことは、子どもの急な発熱の原因を知っておくことです。その上で役立つ四つの対処法をご紹介します。

子どもの急な発熱の原因と対処法

幼児の発熱
子どもの急な発熱の原因は、多くの場合風邪です。乳幼児は生後6カ月ごろまではお母さんの抗体があるため、風邪にかかりにくいですが、その後は自分で風邪にかかる度に抗体を作るということが必要になります。一口に風邪といっても原因はいろいろですが、多くの場合ウイルスが発熱を引き起こします。
風邪の他にも発熱を伴う病気はいろいろあり、脳炎や髄膜炎、中耳炎などといった重い病気の前触れかもしれません。
逆に乳幼児の場合は体温調節機能が未発達のため、単に厚着が原因のこともあります。
次で、対処法をみていきましょう。

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1. 症状をよく観察して受診するかを決める

診察を受ける女の子
原因はいくつかあることがわかったものの、どのようにそれを見極めればよいでしょうか。単に発熱が続くだけであれば慌てる必要はなく、よく眠れていたり、元気に動いていたり、食欲があるようなら、そのまま様子をみてもよいでしょう。
しかし、一晩じゅうグズっていたり、食事も水分も受け付けなかったり、話しかけても反応がないなどの症状があれば、病院での受診を考えるべきです。
判断に迷うのは、嘔吐(おうと)、下痢、鼻水や咳(せき)などの症状です。わざわざ病院に行くべきかと悩むところではありますが、大事になる前に受診しましょう。
診察を受けて重い病気でないことを確認できれば安心もできますよね。しかし、夜間に救急病院に駆けつけたとしても、待合室で長時間待たされ、逆に子どもが体力を消耗する可能性もあります。
風邪と思われる症状がみられる場合は、夜の間は家でゆっくり休ませて、次の日の朝一番に病院に連れていくほうが賢明です。
ただ、生後3~4カ月以下の乳児の発熱や、症状が風邪のみとは思えない場合、例えば、何回も吐いたり、それにより、水分が全く取れない時や白目をむいたり、手足をガクガクさせるなどのけいれんを起こしたりすることがある時は、たとえ夜間であっても救急車やタクシーですぐに医療機関に向かったほうがよいでしょう。

2. 水分補給

野菜スープ
赤ちゃんでも、幼児でも、急な発熱の際にはこまめな水分補給がかかせません。
特に赤ちゃんが発熱しているときには、「不感蒸泄(ふかんじょうせつ)」といって、皮膚や吐く息からも多くの水分が失われます。水分補給をする際には、清涼飲料水を与えることがないようにしてください。清涼飲料水には非常に多くの糖分が含まれており、子どもの身体に有害です。
湯冷まし以外にも、野菜スープや果汁などが適していますが、赤ちゃんの場合には、赤ちゃん用のイオン飲料を活用することができるかもしれません。その中には、カリウムやクロール、ナトリウムなどの電解質がバランスよく含まれているため、吸収しやすいのが特徴です。

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30歳。AB型。主婦。 主婦歴4年目に突入。実家に旦那と引っ越して、妊娠と出産に向けて本腰をいれて貯金と妊活を開始。30歳になる手前で第一子を妊娠し、無事に出産。現在は子育てと両立しながら、妊娠するうえで大切な基礎体温から妊婦生活を送る上で気をつけるべきことなど、「生活」に関する記事の執筆を主に担当。

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