障害が心配!出産後に注意したい巨大児の症状

巨大児

生まれた赤ちゃんの体重が平均出生体重より軽くても、反対に重くても、親は不安になるものです。体重が軽すぎる赤ちゃんは「未熟児」と呼ばれ、さまざまなリスクがあることは知られていますが、逆に体重が重すぎる赤ちゃんは、「巨大児」呼ばれ、やはり、さまざまな障害やリスクが発生してしまいます。今回は、気になる「巨大児」について、その定義や注意したい症状のほか、巨大児にならないための予防法もご紹介します。

巨大児とはどんなこと?【巨大児の定義】

持ち上げられる赤ちゃん
巨大児とは、生まれたときの体重が、4,000gを超える赤ちゃんのことを言い、「対称性巨大児」と「非対称性巨大児」の大きく分けて二つに分類されます。それでは、詳しい巨大児の定義と原因、「対称性巨大児」「非対称性巨大児」の違いについてみていきましょう。

そもそも巨大児って、どんなこと?

「巨大児」は、目視で判断できる異常がある場合ではなく、単純に、生まれたときの体重が、4,000gを超える赤ちゃんのことを「巨大児」と呼びます。出産予定日を過ぎて生まれた場合や、逆に、出産予定日よりも前に生まれた場合にも、赤ちゃんが巨大児になることがあります。赤ちゃんが巨大児になると、難産や、赤ちゃん自身に合併症がおきたりなどの、いろいろなリスクが発生する可能性が高くなってしまいます。

巨大児には二つの種類に分けられます

「巨大児」は、体重が重いことのみが条件の「対称性巨大児」と、体重が重いことに加えて、心臓や脾臓(ひぞう)をはじめ、肺や副腎、脾臓などの内臓腫大などの障害がみられる「非対称性巨大児」の二つの種類に大別されます。対称性巨大児、非対称性巨大児の双方とも、赤ちゃんの体が大きいため、頭は出てきても肩が出てこない「肩甲難産」になるリスクを伴います。

巨大児になる原因にはなにがあるの?

巨大児のうちの一つ、「対称性巨大児」は親からの遺伝が主な原因で、両親どちらか、または双方の身長が高い場合、赤ちゃんに遺伝して巨大児になると言われています。一方「非対称性巨大児」は、心臓や脾臓をはじめ、肺や副腎、脾臓などの内臓腫大がみられることが多く、母体が妊娠中に「糖尿病」を患っていると起こりやすくなります。

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出産後に注意したい巨大児の症状と原因

病院のスタッフと赤ちゃん
対称性巨大児、非対称性巨大児の双方とも、出産が「肩甲難産」になるリスクを伴いますが、このほかにも、生まれた赤ちゃんにもさまざまなリスクや症状がみられる場合があります。どんなリスクがあるのか、またどんな症状が現れるのか詳しくみていきましょう。

出産が難産になった場合の赤ちゃんのリスク

赤ちゃんが巨大児の場合、出産が「肩甲難産」になるリスクが高くなります。「肩甲難産」は、赤ちゃんの肩が引っかかって、外へ出てこられない状態になりますので、赤ちゃんの鎖骨骨折や、腕の神経まひなどの障害が現れる危険性が高くなります。この危険性は、赤ちゃんが大きくなるほど高くなり、体重が4,500gを超える巨大児の場合、母子ともにダメージが大きくなるため、帝王切開という選択もありえます。

非対称性巨大児により多くのリスクがあります

出生後、非対称性巨大児には、呼吸器不全などの呼吸器の障害や、新生児にみられる黄疸(おうだん)などの血液症状のほかに、心不全症状がみられるケースがあり、対称性巨大児よりも多くのリスクを抱えています。このようなリスクを減らすためには、おなかの中の赤ちゃんが巨大児にならないように、妊娠中の母体の体重管理が重要になってきます。

母親の高血糖は赤ちゃんの高血糖につながります

妊娠中に母親が糖尿病になると、母体の高血糖が胎盤を通っておなかの中の赤ちゃんにも伝わり、赤ちゃん自身も高血糖になってしまいます。その結果、血糖値を下げるホルモン(インスリン)がたくさん分泌され、このホルモンが影響して、赤ちゃんの体重をどんどん増やしてしまうのです。つまり、妊娠中の母体の高血糖は、赤ちゃんの高血糖につながり、結果として赤ちゃんの体重が増えて巨大児になってしまうと言えます。

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22歳17歳10歳三人の子持ちママ。恋愛小説や趣味で育児4コマ漫画を描いてます。

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