【医師監修】急性気管支炎の症状・原因・治療法まとめ

監修医師プロフィール:山中岳先生の写真山中岳 先生

平成8年医師免許取得 東京医科大学病院小児科。

子供の心身の成長に向き合う現場を20年以上経験する医師。経験に加え、日本小児科学会専門医・指導医、日本小児神経学会専門医・指導医、日本てんかん学会専門医・指導医、と数多くの資格を所持。日々、てんかんや熱性けいれんなどのけいれん性疾患、頭痛、発達の遅れ、脳性麻痺など、主に神経疾患のお子さんの診察を行っています。

http://hospinfo.tokyo-med.ac.jp/shinryo/shoni/staff/294.html

気管支炎予防

幼児は風邪やインフルエンザなどがきっかけで、気管支炎を併発するケースが多いといわれています。重症化すると入院し、肺炎にいたってしまうことも。適切に対処するために、原因や症状、治療法などについて確認しておきましょう。

急性気管支炎について

感染

喉から肺につながる気管支に炎症が起きた状態をいいます。
空気の通り道が炎症を起こしているので、咳(せき)や痰(たん)がでて、「ヒューヒュー」「ゼーゼー」といった苦しそうに呼吸をするようになるのが特徴です。

気管支炎には、突発的に起こる「急性気管支炎」と、アレルギー体質や喫煙(受動喫煙)などが原因で咳(せき)や痰(たん)が3カ月以上持続する「慢性気管支炎」の2種類があります。ただ、子どもが慢性気管支炎になることはまれで、ほとんどは急性気管支炎です。特に冬場に多いですが基本的に季節は問いません。幼児は気管支が細いため、風邪をこじらせると気管支炎になりやすいので注意が必要です。

急性気管支炎の症状

体調不良

おもな症状として、風邪の場合は鼻水、鼻づまり、咽頭痛などがみられますが、咳(せき)は通常7~10日ほどで落ち着きます。これに対し、急性気管支炎の咳(せき)は持続しながら次第に強くなり、高熱とともに痰(たん)のからんだ咳(せき)(湿性咳嗽)へと変化します。

「コンコン」といった乾いた咳(せき)から、「ゴホゴホ」という痰(たん)がからんだような湿った重たい音に変化している場合、気管支炎になりかけている可能性があります。また、子どもは大人に比べて気管支が細いので少しの腫れでも呼吸がしづらくなり、ぜんそくのように「ヒューヒュー」「ゼーゼー」といった喘鳴(ぜんめい)が現れるのも特徴です。

その影響で、寝つきが悪い、機嫌が悪い、食欲がない、咳(せき)に誘発されて吐いてしまうといった症状をともなうことがあります。

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急性気管支炎の診断基準

ウイルス

胸部聴診で呼吸音に混ざるぶつぶつ、ぱちぱちといった雑音を聴取し、強い咳(せき)や痰(たん)などの下気道の炎症症状がある場合には気管支炎や肺炎の疑いがあります。
その際、肺炎の合併の有無を調べるために、胸部単純エックス線写真を撮る場合がありますが、肺野に浸潤陰影がみられなければ、肺炎ではなく、気管支炎と診断されます。

急性気管支炎になる原因

一般的な風邪を引き起こすパラインフルエンザウイルスやRSウイルスなどが原因になります。これらのウイルスが直接気管支に感染するというより、風邪をこじらせたために喉の炎症が気管支にまで広がって発症するという場合がほとんどです。

さらに、ウイルス性の気管支炎を起こすと抵抗力が弱まるため、二次的にマイコプラズマや百日咳(ぜき)菌などによる細菌性の気管支炎を発症することもあります。細菌性はウイルス性に比べて症状が重くなりやすいので、二次感染を防ぐことが大切です。

漢方薬にハマっている21歳。昨年友人が出産したことをきっかけに、育児のお役立ち情報をリサーチしています。

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