乳児湿疹の原因・症状・ケア方法まとめ

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湿疹

赤ちゃんは自分の異常を、「言葉」という形で誰かに訴えることができません。そのため、大人がきちんと体調を見てあげる必要があります。お肌の湿疹もそのひとつですね。今回は新生児期の赤ちゃんにできる乳児湿疹について、取り上げます。

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乳児湿疹とは赤ちゃんに起きる湿疹のこと

耳

「乳児湿疹」という特定の病気は、実は存在しません。この言葉は、小さな子ども(新生児から乳児)に発生する湿疹をすべてまとめた呼称だからです。

症状は原因や個人によって大きく分かれます。肌が膿んだような状態になることもあれば、異常なべたつきが生じるもの、赤いブツブツができるもの、乾燥してしまって本来の肌の柔らかさが失われてしまうものなど、その現れ方は一通りではありません。

症状の軽重も違い、見ているのもつらくなるような乳児湿疹から、「注意してみたら確かに出ている」という程度にとどまることもあります。また、乳児湿疹が起きる場所も決まっていません。顔だけでなく手や足、さらには耳や首、頭などにできることもあります。

いずれにせよ、乳児湿疹が見られるのであれば、早めに原因を突き止めることが大切です。早期発見が早期治療に繋がるのは、大人の病気だけでなく、乳児湿疹にも同じことが言えるからです。

乳児湿疹~「あせも」

あせも

乳児湿疹にはさまざまな原因があります。そのなかでも、特に対処のしやすいものは「あせも」でしょう。私たち大人は、汗をかくと適宜自分自身で対応を行います。風通しのよい服を着たり、シャワーを浴びて汗を流したりするでしょう。

しかし赤ちゃんの場合はそうはいきません。大人がしっかりと体の変化に気をつけてあげて対策をしてあげる必要があります。

「風邪をひいてはいけないから」とついつい厚着をさせてしまう人もいるかもしれませんが、子どもは大人よりも薄着で過ごしても大丈夫と言われています。風通しのよい服を用意し、綿などの吸水性のいい洋服を選ぶようにします。

オムツも頻繁に交換するとあせもになりにくいでしょう。

ただし、「あせもができるから」「あせもができたから」という理由で、エアコンをきかせすぎるのも問題です。特に、風は直接当たらないように調整が必要です。

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乳児湿疹~「ニキビ」

にきび

「ニキビ」というと、「思春期にできるもの」「大人になってからできるもの」というイメージを持つ人もいるのではないでしょうか。実はニキビは、小さな子どもにもできます。

新生児の時期は、非常に皮脂の分泌が活発です。これはお母さんのホルモンの影響を色濃く受けているからです。多く分泌され過ぎた皮脂が毛穴に詰まってしまい、ニキビができることがあるのです。また、外界からのダメージによってもニキビができることもあります。

新生児に見られるこれらのニキビは、比較的対策が容易です。薬などを使わなくても、清潔な環境を作っておけば、2か月と立たないうちに収まると言われています。では、「清潔な環境」はどうやって作ればよいのでしょうか。

これには、何はなくとも「きちんとした入浴」が大切です。赤ちゃんの皮膚は薄くて、とても繊細で敏感です。大人用の石鹸は刺激が強いので赤ちゃん専用の刺激の少ない石鹸やベビーソープを使ってあげましょう。洗うときは石鹸をしっかりと泡立てて、やさしく包み込むように赤ちゃんを洗ってあげてください。

洗い終わった後は石鹸をきれいに流し切ります。石鹸は体を清潔に保つために欠かすことのできないものですが、これが肌に残っていると、毛穴を詰まらせ、さらなる肌トラブルを引き起こしてしまいます。また、ニキビは新生児だけに起こるものではありません。ある程度育った後は、「乾燥」によってニキビができることもあるのでこの点にも留意しておきましょう。

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乳児湿疹~「脂漏性湿疹」

泣く子ども

非常によく見られるのが、この「乳児脂漏性湿疹」です。新生児のニキビ同様、母親のホルモンの影響を受けて起こるものであり、その原因はほぼ同じです。肌が膿んだようになってしまったり、炎症が引き起こされたりすることもあります。

しっかり入浴をして体をきれいな状態に保つことが何よりも重要です。脂漏性湿疹の場合は、かさぶたの様なものが見られることもありますが、これは無理にはがしてはいけません。剥がす際は必ず柔らかくしてから行います。脂漏性湿疹は、過度に触ったりひっかいたりすると悪化します。赤ちゃんの指先の状態にもよく注意しましょう。

乳児湿疹~「アレルギーとアトピー」

えび

乳児湿疹のなかでも危険性が高いのが、アレルギーです。食物や物品に反応して起こるもので、場合によっては命の危険にまで繋がることがあります。特に危険性が大きい(もしくは数が多いもの)は「特定原材料」として定められています。卵・えび・乳(乳製品を含む)・小麦・カニ・落花生・ソバの7つです。

ただ、この特定原材料を避ければ大丈夫かというとそうではなく、アレルゲンはそれぞれ違います。アレルゲンを特定することができれば、それを避けて生活することができます。必ず医療機関にかかってください。

アトピーもまた、医療機関の助けを必要とする可能性が高いものです。これは保湿をすることでかなり改善します。ワセリンを塗ったら、かゆみはおさまらないものの、症状が大きく改善した、という人もいます。アトピーは洋服の素材に気をつけてください。固いものは避けるようにしてコットンなどのやわらかいものにしましょう。ちくちくする素材のものもかゆみを誘発するのでやめた方がよいでしょう。

おわりに

このように、乳児湿疹にはさまざまな原因と対策があります。いざかかったときのことを考えるとある程度の知識を持っていれば適切な対応ができるはずです。今回お話したことを参考にしていただきしっかりと対策に努めてください。ただ自宅のケアで改善されないようならきちんと皮膚科や小児科の先生に相談してくださね。

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